シュトーレン

クリスマスのケーキです。

シュトーレン”まんま”

見た目 白いこの塊は ケーキです。

1500年ころ ドイツのクリスマスマーケットで売られるようになってから現代いたる、ドイツの伝統的なケーキです。

幼子イエスを産着で包んでいるようにも見え、最初は献上物として 宗教上 味も質素に作られてきたのが、始まりのようです 。

ドイツ語の発音からは「シュトレン」が正しいそうです。

シュトーレン”断面”

現代のシュトーレンは、
洋酒をきかせたドライフルーツと、バターをたっふり使って、芳醇な香りが 特徴の 日持ちのするケーキに 仕上がっています。※焼き上げるので、アルコール分は 飛んでいます。

普通のケーキを食べるように、うかつに手を出すと、カロリーが襲い掛かってきます。

かなり日持ちがするので、薄くスライスして、クリスマスまで少しずつ食べて気分を盛り上げていく。のが伝統的な食べ方のようです。

不思議な形に惹かれて購入し、最初食べた時は、表面のお砂糖の甘さに悶絶しました。
しかし、師走の何かと忙しい中、ひょいと口に入れると、ドライフルーツと濃厚なバターの香り、小腹を満たすどっしりとした食感。スライスという制限された薄さが、もう一切れ欲しくなる衝動かられ、カロリーとの戦いに挑むことになります(負けちゃうのよね。)

クリスマスの時期に出会える貴重なケーキです。
ドイツ洋菓子店には探せば季節問わず出会えるかもしれません。

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