明けましておめでとうございます。いろんなことがあった2022年。ワールドカップ、侵攻、スプラトゥーン3、円安、値上げ、メタバース、鎌倉殿の13人、等々。知らない単語も溢れて、〇〇とは、〇〇する方法など、検索したことも増えました。ハラスメントやメンタルヘルスなど心の問題を取り上げた記事も目につきました。SDGsが目指す『だれ一人取り残さない』に共感して活動を続けています。2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
年の初めの運試し おみくじ
年明け初詣に出かけると「おみくじ」を引くのがルーティーンになっています。
ここ数年、必ず引くおみくじがあります。
神社で引くおみくじではなく、テレビに映し出される画像を撮るもので、その名は「新春たなくじ」。
今年は、こんなおみくじが”引けました”。
【二兎追えば二兎とも得るでしょう。】
二兎追うものは一兎も得ず。という諺を超ラッキーなお言葉に変えた嬉しい結果です。
本来の意味は、二つの目標を同時に追求しようとしても、結局、どちらも取り逃がしてしまうこと。一兎、二兎の兎は、うさぎのことなので、卯年にちなんだ諺ですね。
さて、卯年。 兎といわず、卯としたのは?⇒調べた結果がこちら
今年の「新春たなくじ」も無事引くことが出来て、新年最初の大仕事を終えた気持ちです。(大げさ)
新春たなくじ
「新春たなくじ」とは、NHK Eテレで放送する「2355-0655 年越しをご一緒にスペシャル」(2022-2023年の放送時間は 23:45〜00:10)という番組の中で行われている 視聴者が体験できるコーナーです。
爆笑問題の田中さんの持つ絵札が「おみくじ」になっていて、何パターンかの静止画面(おみくじ)が、軽快な音楽とともに高速で映し出されます。スマートフォンのカメラ機能を使って、ランダムに映し出される画像を写すというものです。
撮れた写真が「おみくじ」ということで、これを「田中さん」「おみくじ」から、「たなくじ」というわけです。
「たなくじ」自体は、NHK Eテレで放送する「0655」という朝6時55分に放送する番組の月曜日の人気コーナーなので、毎週「たなくじ」にチャレンジすることは出来ます。
年越し番組は、毎夜23時55分に放送されている番組と、毎朝6時55分に放送している番組がコラボレーションしてスペシャル版として 、2011年からの放送されています。
2018年からの「新春たなくじ」の写真が残っていましたので、のっけます。
出来れば大吉を引きたいと思うわけですが、これがなかなか難しい。
たかが おみくじ、されど おみくじ なのですが、自分へ向けられた言葉だと思うと愛おしくなります。
「2355-0655 年越しをご一緒にスペシャル」は、動画配信サービスで見ることもできますが、リアルタイムとしての1分間ほどのコーナーなので、ニッチなイベントに参加したくて心が揺さぶられます。
毎年この限られた時間を楽しみにされているファンも多いようです。私もその一人。
3回目くらいから、気が付けば年明けのルーティーンになって見逃せない行事となりました。
兎と卯
十二支の兎を卯と表現するのはどうして?と疑問に思ったのでちょっとだけ調べてみました。
まず、漢字の「卯」について。
「卯」は、門を無理に押しあけて中に入りこむ様子を表している字とされています。
『漢書 律暦志』という書物に、草木が伸び出て地面を覆うようになった状態を表す漢字として、「おおう」を意味する「冒」が使われていますが、「卯」はこの「冒」と同系の漢字と言われています。
もう一つ、十二支。
十二支は、もともと中国から伝えられたものです。3000年前の殷王朝の時代に考えられた暦で、中国で伝えられている十二支は、植物が循環する様子を表しており、種から生命が誕生し(一番目の子年)、やがて枯れて種に生命を閉じ込めるまで(12番目の亥年)を表現するのが本来の意味のようです。
4番目の年は、植物が種から芽を出し、茎や葉が大きく育って地面を覆うようになった状態があてられています。
この4番目の状態を一文字で表現する漢字として、「おおう」と同系の「卯」が用いられたと考えられています。
兎(うさぎ)はどこから?
もとは植物の循環を表現する十二支が動物に代わったのは庶民に浸透させるため分かりやすい動物に置き換えたなど諸説あり、動物の順番や理由については、実は良く分かっていないようです。
十二支を動物に例えたお話はたくさん出てきますが、もとは植物を表していた表現がどうして動物に置き換わったかについての詳細は、分かっていないことが分かりました。
十二支に動物を用いて表現する文化は、日本だけでなく、伝来した中国にもあり、主にアジアの国に存在しているようです。
中国では、猪ではなく、豚。タイやベトナムでは、猫が入っているなど国別に調べてみると一つの記事になりそうなほど奥が深いです。
今年もまた多くの知らないを知ることが出来そうです。
23:55からの「2355」と、06:55からの「0655」という5分番組は、365日放送されています。
特に「2355」を良く見ます。ショートフィルム、歌、日めくりアニメや、ちょっとした小話などで 構成されていて、思わぬ大物が ナレーションや 歌を 歌っていたりで贅沢な作りになっています。
番組全体に流れるある種シュールな雰囲気は 癒しにもなっています。
確かこの番組で『ボルボックス』を知りました。お気に入りの生物です。
ボルボックス (Volvox) (Wikipedia)
背景が黒色で、動いているさまがYouTubeなどで見ることが出来きて、そのゆったりした動きに癒されます。
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