お話を伺った方の声
M社 K様
食品業界への人材派遣のサービスを提供しています。食品業界は働く形態や働ける時間帯、福利厚生などを求める等働き方が多様なんです。対応いただきたいスキルは様々ですが、「できること」を見逃さず!働き手のライフワークと求める企業のマッチングに派遣業界は大いに役に立っているといえます。
S社 O様
レトルトの技術、地場の利点を生かした商品を開発提供しています。出来ること、持っていること、周辺の利点を「組合せ」て発想の転換を図っています。アスリートに向けてのカレーなどです。効果を出すための組み合わせに苦労しましたが、新たな可能性につながる商品だと思います。食品業界は、賞味期限との戦いで、個々厳しい状況にあるのも確か。自分などは家族に話を聴いてもらうことでリセットできたりしています。
Y社 K様
私は、企画を担当しています。お客様の心理に直接訴えかける「パッケージ」の重要性を大事にしています。これが駄目だと判断したら、どういう言葉が刺さるか、どんなデザインなら目にとめてもらえるかを研究し、実施しています。デザインの効果や傾向がつかめてきたので、様々なリニューアルを試みています。だって商品はとてもよいものなんです。目立たせてあげたい。アピールしたいですよね。
T社 Y様 T様
展示している製品は、レジ簡略化システムを搭載した購入時に使用するカートです。今後レジは無人化していきます。そういう目線で業界は動いているといっても良いです。世の動きをうけ、使用するお客様と、スーパー業界の効率化につながる製品を提供できたらと思っています。ネックになるのは製品価格。良い機能が創出されても、価格との折り合いがあります・・。アイディアを形にするには課題はたくさんありますが、そこが活路になると判っているので!
T社 H様
お客様が『レジ』を通るときには、さまざまな「やりとり」があるんです。商品の価格はもちろん、販売の記録や、目の前のお客様の行動、集計など。これからは人ではなく、AIがその役目を担っていきます。器械は発達していきますが、使われるお客様の年齢、状況は必ずしも先端の情報を身につけられている訳ではありません。その「様々」と「状況」を「やりとり」するには、分からないほどの複雑なシステムが組み込まれています。複雑なことをいかに簡単にお見せするのか。がメーカーに求められている姿勢です。営業は、その最前線にいる重大なポジションと考えています。
C社 M様
今、段ボールは大きく変化しています。段ボールがSDGsにどう貢献できるか。実はとても大きいんです。これまで難しかったパッケージを段ボールに変更することでエコにつながった梱包が出来る。丸いものや、繊細な小物も強度のある段ボールだからこそ可能になる。それは、デザインによるものが大きいです。私もデザインを担当しています。パッケージのデザインを通して、梱包の可能性がこんなに広がっていることにワクワクしています。自分のデザインが多くでも採用されて、世の役に立つのが嬉しいですね。
D社 O様
業務用厨房ダクトを提供しています。設置、定期交換や定期点検など購入いただいたお客様とお付き合いが出来ます。個人的にこれまでは、製品の提供というところに意識がいきがちでしたが、直接というのは重要な機会でもあります。こちらの情報や製品をただ提供するだけでなく、お客様の声を現場で聴き、真の交流を継続していくことが大事なのだなと気づきました。
K社 H様
金箔を扱っています。弊社製品は、化粧品関係、自動車部品、パッケージも扱っていますが、今回は金箔の紹介でパネルをご用意しました。金箔の世界は職人さんでなりたっています。以前、ノウハウを詰め込んだ機械で箔を作ろうと試みましたが、全く良いものが出来ませんでした。それだけ人間の感覚というのは研ぎ澄まされているんだなって金箔を観る度に惚れこんでしまうのです。需要も供給も減少傾向ではありますが、この素晴らしい技術、いや、芸術ですね。を広く知って頂きたくて。営業という仕事ではありますが、お手伝いさせてもらっているんです。
M農園 K様
マイクロハーブを育て、提供しています。最近知名度も上がり、手に取って頂いています。地域や世の流れではなく、「個人」への細かなニーズを意識しています。ただ、細かなニーズをどう商品化するか、どうしたら興味が薄かった方にも手に取ってもらえるか。単に珍しいだけでなく、持続して購入して頂くためには製品自体に説得力が要ります。生ものですから、消費期限が重要ですし、売り方、見せ方が一緒になるような工夫。考えることは山ほどありました。だからこそ、おみせできるようになったものには自信があります。「豆苗」はうちの製品なんですよ!!
I社 N様
島根のお蕎麦です。もともと個人店でしたが、評判となったことで有限会社としてお蕎麦を提供するようにしました。会社となっても、お店で出しているそのままの味にしあげており、どこにも負けない絶対の自信があります。今回、東海圏は初めての出展なので、是非東海の方にこの味を知って頂きたくて。名詞のロゴは円形と下に一です。蕎麦打ちの最後、綺麗な丸に延ばすのが特徴で、それをロゴにしました。とにかく美味しいので、是非是非、食べてもらいたいですね。
IT社 M様
出雲のお蕎麦をご紹介しています。信州や、関東、お蕎麦の有名は数ありますが、島根の蕎麦も負けていませんよ。殻も一緒に挽いた栄養価の高い麵は、独特の香りと食感が特徴です。この特徴は、扱いのむずかしさでもあります。このため麵作りは奥が深く つねに「挑戦」なんです。外観の特徴である「割り子」も、観光の愉しみとしてふれて頂ける要素でもあります。
IT社様の名刺の裏には「切刃番手」が紹介されています。
IT社様の名刺裏
切刃番手とは、30mmの幅で何本の麵が取れるかによって定まる一定の数字です。日本工業規格で定められており、切刃番手により麵の太さが決まります。この数字が大きいほど、細麺になります。
規格と麵の種類:4番(7.5mm)平麵・きしめん、8番(3.75)~16番(1.875mm)うどん、18番(1.7mm)~22番(1.4mm)冷や麦・蕎麦、24番(1.25mm)~30番(1mm)素麺 ※ラーメンは、8番~30番まで幅域が広い。
R社 M様
コーヒーマシンの機器製造販売を担っています。コーヒーマシンを設置すれば美味しいコーヒーが提供できると思われがちですが、そうではありません。我々が提供しているのは、「ハード」の部分、「ソフト」である中身の味については、お客様自身の個性が生きてきます。機械で制御できる分、非常に繊細な味のカスタマイズが可能になったので、味への追及、こだわりは深まったと思っています。提供される味のイメージに寄り添えたらと、プロとしての知識が役立てばとサポートもさせて頂いています。
S社 I様
カット野菜の製造販売を提供しています。自社と契約している農園様から直接仕入れることで安心安全を実現できています。他にもカット野菜を手供する企業はありますが、衛生法で、葉物と根菜を同時に提供することは実は難しいんです。それをわが社は一社にて提供できる強みがあります。慎重に扱う部位については手作業を実施しており、「口にはいるモノ」への愛情をこめています。一人一人が一所懸命取り組んでいる。地道なと思える姿勢こそが大事だと考えていますよ。
O農園 S様
家事に時短が求められる時代は料理においても同じ。旬の野菜を簡単、ちょうどいい量として仕上げたのが我が農園の商品。野菜の処理は面倒だったり時間がかかったりするところに寄り添いました。今は女性だけでなく、家族皆が料理に携わる時代です。楽になるということはとっつきやすいということ。家で調理することが楽になれば、無駄も減らせるようになりますよね。
F社 M様
目の前にそびえている急速凍結できる製品は、超小型化された機器です。今は設置できるスペースやお客様の要望を優先に製品を開発しています。トレンドは小型化です。単にスペースの問題だけでなく、冷凍時間や移動距離が短ければ、それだけ食品に与える影響は少なくて済みます。賞味期限、消費期限のカギは外的影響の少なさにかかっているはずです。自社の製品は常に開発、改良を重ね貢献できている。業界の先進をご紹介できるのはちょっとした誉れでもあります。
G社 W様
ご当地オリジナルコロッケを提案、紹介することでコロッケの可能性を広めています。もちろん無添加によって安心も提供できています。一つの商品に何か付加価値をつけたら、新しいブランドになることは他の商品でも行われていますよね。我が社はコロッケを通して、食品業界の活性化に一役買いたい思いで頑張っています。代表自ら、コロッケをかぶりお話させてい頂いています(笑)私の願いは「この世が愛で満ち溢れますように」なんです。
S社 T様
ソーセージ、ローストビーフ、沢山試食をお勧めしています。食べて頂いたら、その美味しさが伝わるからです。社名はポルトガルの地名ですが、商品は100%国産肉を加工しています。お肉そのものの美味しさはもちろんのこと、味付けのこだわりには絶対の自信があります。伝統的なヨーロッパの製法を受け継ぎ、どこにもまねのできない逸品に仕上げています。入社以来私も惚れこんでいて、食べる楽しみ、美味しさを一人でも多くの人に感じて欲しくて、(試食)どんどんおすすめしちゃってます。
名刺交換が叶わない企業様、担当者様もいらっしゃいました。一部ではありますが、企業様イニシャルにて、コメントを載せたいと思います。
熊野のとうがらし 市職員様
何か新しいブランドとしての農産物がないかと探した時、唐辛子が見つかりました。植物にとっての気候が合うことも大事でしたが、唐辛子類は獣被害を受けないという利点がありました。確実に収穫が望める植物をブランドにしてみようと農家の方に提案しています。辛さという付加価値を向上させ、ブランド品としての需要、農家の方への提案という地域活性につながる事業でもあります。ふるさとを盛り上げていく。一人の力ではできませんからね。展示会などを通じて広く知って頂くことから始めています。
マレーシア 合同出展
ドライフルーツでも有名なジャックフルーツ。果肉を加工して、お肉の代わりとして提供します。取り扱ってもらえる企業様を探しに展示会に出品しています。出店スペースは机一つ分。とても小さくて、他のブース様に気後れしてしまうところもあるんですが・・・。でもとても美味しいから知って欲しいです。日本人の舌にも合うし、繊維も豊富栄養も高い肉と遜色ない味と食感です。自分も知らなかった食材で、世界にはまだまだ知られていない美味しい食べ物が沢山あります。紹介できるのがこの仕事の楽しみでもありますね。
M社様
今回の目玉は、飲料に進化させた出汁です。仕事の合間の飲料はコーヒーやお茶などが定番ですが、そこに「出汁」という新発想を打ち出しました。ほのかに香る温かい飲み物。出汁って何かほっとするじゃないですか、その「ほっとする」を食事以外でとってもいいわけでして。なかなか好評なんですこれが。自社の製品の可能性を見つけ出した時、こういう瞬間が面白いですね。
A食品様
桃の栽培では、一つの桃に美味しさを集めるために、まだ実が小さい内に選別し、摘果します。福島県の桃は全国2位で、摘果される量も膨大です。摘果された桃を捨てることなく甘露煮にした商品をつくりました。みずみずしく、若い桃の味はとても爽やかです。緑色の果物としてスイーツや料理の彩りにも最適。かなりお薦めなんです。農家さんの努力や扱うわが社も営業は大事ですが、本当に良いものはそういうものを抜きにしても「どぞ」って言いたくなるんですよね。
T様
Innova Market Insights(https://55auto.biz/innovami-japan/registp.php?pid=1)の日本国内での発信をしています。「世界の最新食品トレンド2022」の情報についてあらゆるデータを基に今後を分析し情報を提供しています。膨大な情報が溢れている現代、出展の確かさを含め、正しい知識とデータの解析力が必要になるでしょう。日本国内だけで生き残りは測れないし、次世代のニーズや価値観を知らずして今後の計画はたてられません。
食品業界の展示会で色々お話をうかがって強く感じたことは「工夫」です。お肉、果物、乳製品など材料はそれ自体完成された一個の生物です。そこから見たこともないような加工や組み合わせが生まれています。さらに産みだされていないもの、味を追求するのは全く白紙の技術を生み出すのと同じでとても大変な世界でした。特に消費期限が大きな課題で、営業や利益を生み出すサイクルに沿った工夫は目まぐるしいものです。いかに無駄にしないかの工夫にも熱が入りるのも理解できました。
口にして「おいしかった」で終わりにしないで、「いただきます」「ごちそうさま」という言葉にもっと心を込めなくてはと自然と感じ入った展示会となりました。
本サイトは、ブログ以外に
「誰かに聴いて欲しい」を目的としたホットラインを開設しています。
こころの発散、リフレッシュの場として、気軽に ご利用 ください。
ご利用には『こんな方におすすめ』『約束』『利用の流れ』『予約ページ』をご覧ください。
コメント