エール!! ~展示会で出会えた声15~

7月第5週 愛知県で開催された 『次世代、Web、マーケティング、Iot、在宅リモート』などITの展示会がありましたので 行ってきました。
これまで多くの展示会に足を運びましたが、ITやAIの言葉が無い展示会はありません。すべての業界や分野で機械化や無人化、人の手を介さないシステムが占める世になる。苦手意識とか、導入を悩むという段階ではなく、何を選択していかに自社に沿ったものにカスタマイズするかを相談する時代なのだと。今回のIT関連の展示会で今更ながら確信しました。
その過渡期を戸惑うことなく移行して差し上げるか。そんなプロの皆さんがいました。
お時間を頂き、その思いや本音などをうかがうことが出来ました。
励みになったり、自分と同じ と思われる言葉や 気持ちが あるかもしれません。

お話を伺った方の声

Q社 N様
開発やプロジェクトを立ち上げる時、どんな考え方が必要か、どんな視点や注意点など効率の良い議論が進められるようサポートする企業です。専門プロ集団として、あらゆる行程でのサポートが可能です。この時代、立ち上げた当初の製品やサービスではなく、他業種、異業界への進出も珍しくありません。そんなとき、自社の癖のようにものからの脱却も必要になります。一緒に考えながら何が最適かをコンサルタントできる集団だと自負しています。ITができない『考えること』は人の分野ですからね。

A社 S様
将来のオフィスの有り方をご提案しています。テレワークが当たり前に受け入れられている現代、必ずしも「空間としての場」は削減できるかもしれない。という観点です。しかし、コミニュケーションは同等に気軽にというシステムです。チャット、Web会議、など、異なるシステムを使用するのではなく、同じ画面上クリック一つで『会話・会議』が可能になります。どうしても分断というイメージを持たれがちですよね。あたかも<いる>をバーチャル的に可視化したオフィス画面をあえて作っています。効率化が進んでも、リアルタイムの対面の良さは無くしてはいけないと個人的にも思いますので、分断している訳ではないのですよと丁寧にお伝えしています。

U社 M様
リースのパソコンを返却する時、中のデータが確実に消去されているか。哀しいかな事件に発展したケースも記憶に新しいですよね。ちゃんと処理が実行されているかという追跡するサービスを提供しています。借り手が今どの作業が行われていて、どの段階に会って確実に処置がされたか追跡する仕組みって実はなかったんです。『信用』というところを疑うことはしたくありませんが、双方の「安心」があれば、心配という気持ちの無駄がなくなりますし、信頼を得ることもできます。様々なサービスがある中で、何が出来るかをアンテナを張る。それを会社として実行する。攻めの気持ちですね。

J社 M様
様々なITサービスを提供しています。私がご説明しているのは、製造業様に有益な設計プロセスの共有化ができるシステムです。部署をまたがって情報のやり取りをする時、紙ベースがまだ多いですが、ヒューマンエラーも起こりますし、情報が散逸してわかりにくくなるという不便さを一極化させることができるんです。従来の方法に慣れているとはいえ、利点が多いことを説明しています。
私は前職もシステムの会社にいて、あえて製造が絡むこの会社に入って、風土の違いに驚きながらも良い刺激をもらっています。まだまだ勉強中ですが、自分の知識が役に立てたらうれしいという気持ちで頑張っています。

N社 Y様
オフィス365をイメージして頂ければ良いと思います。違いはタブで簡単に切り替えができ、カスタマイズも可能。とにかく見やすい画面が特徴で、尚かつ簡単です。弊社と同じようなシステムで同等のレベルは〇〇会社様だけではないでしょうか。と自信を持ってお勧めできるほど良く出来たシステムだと個人的にも感じています。自分も実際に使用しているので、中身を知り尽くすことによってご説明するときにも一歩踏み込んで良さをアピールできますしね。好評だという声を聞くと嬉しくなります。

K社 F様
名刺管理のシステムとしては業界2位です。理由は低額だから。以前は、営業個人の財産だった名刺も、会社の情報としてさらに有意義に活用する時代です。一極集中させることで、共有化でき、個人の負担が減り、より焦点のあったアプローチにつながります。どんなに良いシステムでも、とにかく使って触れてもらわなくてはね。そこから課題が出れば、都度都度解決して、より良いものにしていく。勢いとスピードが大事。ですかね。

M社 K様
お金の流れというのは様々枝分かれしていて、給与から財務、販売、債務、税務、など多岐にわたります。全てに網羅している会計士のようなシステムは実は少ないんです。今回も多くの出展サービスがありますが、最初の入金部分や、最後の支出は別のシステムというのが多いです。各システムは非常に作り込まれていても、一貫して一つのシステムで完結するのは弊社と〇〇社様だけではないでしょうか。東海圏ではまだ知名度が低くて、今回も力説させて頂いている部分です。移換など苦労されているところ、簡単にできることを知って頂きたくて。何を選択するか、今は情報が溢れていますからね。良いだけでなく、何が嬉しいのかをしっかりお伝えする。それが自分の役目だと思っています。

G出版社 T様
専門書を出版しています。クオリティ高い冊子を提供させて頂いているので、協賛して頂ける企業様を探しに来ています。出版業界は、書店に並ぶ本だけでなく電子書籍も有名ですが、わが社などは、企業様PRの小冊子・簡易マニュアルなども手掛けていて、出版社がと驚かれたりします。苦労は専門書ですから、執筆者、編纂者の発掘ですかね。目まぐるしく変わる今のニーズに合った書籍をいち早くを発行するか。技術というのは、直ぐに新しいものが出て、直ぐに古くなってしまいますからね。目利きの部分が苦労であり、醍醐味でしょうかね。

Z社 I様
提携大学と企業様をマッチングして新卒の若い力を企業様にご紹介する企業です。他の特徴としては、インドからの人材も多く登用し不足している日本の技術に貢献いただいています。もちろん海外の方ですから、双方の戸惑いは当然。サポートや教育のフォローをすることで、本来の技術を即戦力として活かして頂いています。弊社は『人』が技術で自立できるを大事に考えているので、仲介である弊社の利益は最低ランクにさせてもらっています。海外で働くことの大変さにもかかわらず、お一人お一人どなたも、本当に大らかで純粋。海外の方のさまざまな面は見習うところが多いです。私も、入社してまだ日が浅いですが、彼らに接して人の可能性を日々学んでいます。お仕事なんですけど、心底彼らの役に立ちたいと思っています。ご説明にも熱が入ってしまって(笑)一人でも多くの笑顔を増やしたい。

A社 O様
私個人はフリーランスで、この会社と契約して製品のご説明を・紹介を担っています。反社チェックやアプローチ前のダイレクトメール。その処理など実は単純だけど、業務量としては多いルーチン作業から解放するシステムを受け持っています。この機能を持つ製品としては、非常にお薦め。先も話した通り、私は様々な企業様の製品を実際に自分が使ってみてメリットデメリットを体現しています。自身が機能やシステムに興味があるせいもあってチェックは厳しいですよ(笑)製品の説明というだけでなく、何がどういいのか、何と比較してが言えるのは自分の強みですね。今後は人がいなくなります。確実に。ルーチン作業は任せる作業なんです。こういう製品を説明する人材も少なくなります。検討する時に十分相談に乗ってくれる人がいる今のうちに導入に踏み切るそういう時期です。

masuda

名刺交換が叶わない企業様、担当者様もいらっしゃいました。一部ではありますが、企業様イニシャルにて、コメントを載せたいと思います。

T社様
膨大な事務作業の効率化が図れるシステムをご提供しています。製品自体を紹介することも大事なんですが、私はサービスの一つである受託に力を入れてお話させて頂いているんですよ。これから労働力が減ってしまう時代です。自社の中で効率化を図るのではなく、ルーチン的な作業はむしろ外部に委託してしまうのがこれからだと思っています。一つの企業様ごとシステムを導入していたら、社会全体での無駄が生じてきます。それを専門会社に任せてしまえば、システムや機器は一つで済むわけですから。その分のリソースを各企業様の本来の業務に集中いただけたらと考えるわけです。言葉は悪いですが、丸投げしてくださって良いと思っています。自社だけで頑張るのではなく、連携することで全体の効率化が図れたらとそんな気持ちでお話させて頂いています。

沖縄県様
今沖縄県は、ITインフラの拠点として注目を集めています。海底ケーブルを作って日本だけでなく周辺国との連携や設備設置の利点に適応しているからというのが理由なんです。情報通信関連会社はゆうに900社を超えているんですよ。サテライトオフィス型、民間オフィス型、支援施設拠点型など大小に対応国際情報通信ハブとしての役割を担っています。という宣伝をしてます。沖縄の持つインフラ可能性をお話すると、驚かれます。自分も凄いって思う訳ですよ。リゾートワ―ケーションとしての魅力もありますしね。

H社様
材料特性の新たな側面を発見するために。既存のデータ・結果から逆算して開発のサポートする。というシステムを開発しました。材料の配合や精査は人の経験値によるところが大きいのですが、その塩梅を知る人がいなくなっていく。システムでサポートするのが主目的ですが、むしろ弊社のシステムを使用して得られた結果が妥当であるかを判断する経験豊富な方がいる時に、レベルを確立して欲しいという個人的な思いがあります。物が売れるのは作っている側として嬉しいです。でも、活用いただくのがクリックするだけにとどまるのが危険だと感じているんです。システムはシステムです。使う人間のセンスや感覚はシステムにはどうしようもフォローできません。やはり、人なんですね。

I社様
メタバースはビジネスの可能性を広げます。アバターとなったお客様が、空間的に移動する履歴と興味を解析して、確実なアプローチが出来るようサポートするんです。仮想空間は弊社がひな型をご用意していますから、後は対象品を画面上に設置するだけです。見ていても面白いですし、24時間365日の動向を確認することがメリットです。アプローチの仕方が変わる。変わっていきます。でも楽しいかわり方です、実際に画面を見てその可能性が実はとても身近に活用できることを知って頂きたいと思っています。

A社様
人の動きを可視化して、動作分析することができます。人の動きの他に手や体の動きをモーションキャプチャを使って再現。動きのチェックなどができるとうことです。例えば、習得という場面で、口で説明するより画面の履歴を比較できればイメージしやすい。という利点です。寸法や、空間認識・・「視覚」ができることに挑戦している感じですかね。

C社様
伝記を提供する会社としてどんなサービスが出来るか。日々アイディアを創出しています。電気を作っている訳ではないので、自由化が始まったことで、様々な分野の企業様が進出してきました。専門会社として、出来ること、強みがありますから、そのノウハウが今生きていると思っています。お客様の「したい」にすぐ対応するべく、他社システムも導入して一環したサービスとして提供するなど負けないための差別化を図っています。

N社様
他にも同様にソリューションを提供している企業様はいらっしゃいます。その中にあってわが社の強みは、大手であるということ。いやらしい話かもしれませんが、知名度は信頼につながっています。注目されるプレッシャーもありますが、そのせいんに注目して頂く、そのシステムを知って頂く広告塔としての役目も持っていると思っています。大手が注目しているのはどんなシステムなのか。他に良いもの、安価なものを提供している企業は無いかなとかね。人の気持ちが動くのは流れも必要なんじゃないかって思いますよ。

A社様
比叡山延暦寺でファッションショー。もともと動画製作会社、配信会社なんです。トップのネットワークや知り合いなどの縁でとんでもない企画が実現できたりする。またそれをきっかけに今度はわが社が橋渡しの役目をする。ネットワークという媒体があればこそ実現するわけですが、提供する「面白さ」は人間の分野ですよね。人が人にアプローチする。それはITで溢れる世の中になったとしても変わらないじゃないですかね。

「人がいないから(いなくなるから)、機械化せざるを得ないんですよ。」製造業の展示会で聴いた言葉です。機械化という技術のせいで人の働く場がなくなる。のではなく、順番はむしろ逆だということ。IT業界だから特別ではなく、人間がいなくなることへの危機感を非常に強く感じました。指示する側の人間も少なくなってゆく。人の「イレギュラー」は正確さとは違う「揺らぎ」であり、そこが重要であることも教えて頂きました。

追記で、今回に限らず、展示会の説明員(私にとっては?)は、若い方が多いです。皆さん まだまだですと謙遜されますが、沢山勉強されていて、丁寧でわかりやすく、要領を得ない私に対して根気強く笑顔でお話しくださいます。時に本音を漏らし、真面目で、優しい、深い思いや考えを持つ「特別な人」であることが分かります。大人世代として、決して彼らを失望させてはならない。守るべき宝だと思いました。

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