『不幸せとは幸せだと気づかないこと』
この言葉は2022年9月13日(火)の中日新聞 つなごう医療 のページに記載された記事の中の言葉です。
闘病の末、2020年12月に18歳で亡くなった坂野春香(さかのはるか)さんのメッセージの一つです。
元の記事
【がんがつなぐ足し算の縁】 笠井信輔 読者からの反響編(3)もう死にたい、でも生きたい
https://www.chunichi.co.jp/article/543897
記事には春香さんの発病から亡くなるまで。ご両親が春香さんの生きた記録を著書にされた日々とその後がまとめられています。
絵が得意だった春香さんに突然襲いかかった病。闘病生活のほんの一部が紹介され、どれほどの辛さであっただろうと記事を読んで胸が痛みました。
冒頭の言葉は春香さんが残された言葉の一つで、とりわけ心に刺さったメッセージだったので
本ブログで紹介したいと考えました。
幸せ
『不幸せとは幸せだと気づかないこと』
この言葉の持つ意味、怒りと確信、なにより強さと慈愛を感じます。
改めて解説する必要もないと思います。
幸せになるためにはと意気込んだり、不足を感じれば落胆したり、焦ったり。
私たちは「しあわせ」を語る時、何かを必要としたり、何かが無ければ幸せでないと感じたりします。
この言葉は《そういう次元》をはるかに超えたところにあります。
幸せを考える多くの人に投げかける強いメッセージになりはしないかと。
自分自身が直球で刺さり、心が動いた言葉となりました。
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