『あかるい職場応援団』から
厚生労働省に、「あかるい職場応援団」(概要pdf)という ハラスメント対策総合サイトがあります。
ハラスメントに関する情報を、次の7つのコンテンツで紹介しています。
ハラスメント基本情報、ハラスメントで悩んでいる方、管理職の方、人事担当の方、その他、相談窓口のご案内、Q&A
「管理職の方」の中に『言い方ひとつで変わる会話術』という項目がありましたので、紹介します。
※「その他」の中にも同じリンクがあります。
言い方ひとつで変わる会話術
このコンテンツでは、「よりよい職場コミュニケーションに役立ちそうなスキル」を6回にわたって紹介されています。
上司や後輩にきちんとモノが頼めて、必要なときには罪悪感なくNOを言える「アサーティブ」と呼ばれるコミュニケーション術。気持ちよくYESがもらえ、正しくNOが言える。そうしたいと思っていても実際にはなかなか行動できないときのヒントにどうぞ。
「言い方ひとつで変わる会話術」の前文
第1回の“相互尊重”コミュニケーションを抜粋して紹介します。
著者は、株式会社グローバリンクを創立された 大串 亜由美さん。
【第1回】自分も相手も尊重する“相互尊重”コミュニケーション
職場の課題に、強く言い過ぎてしまう。遠慮してモノが言えないなどがあります。
そんな場合には、相互尊重のコミニュケーションを心掛けてみませんか。
「発展的で協調的な自己主張」のスキルを向上させることで、職場のコミニュケーションがスムーズに進めることが出来るようになります。
正しい自己主張と、相手に一歩近づいて聞いてもらえる話をすることが鍵です。
コミニュケーションの取り方には、大きく3つあって、相手否定(攻撃型)と自分否定(受身型)の2つと、発展的で協調的な、相互尊重(積極的)があります。比較すると、以下の表になります。
相手に対する姿勢で言うと、攻撃型は、配慮も遠慮もない。受身型は、遠慮ばかりで、実は、相手に対する配慮に欠ける。
相互尊重は、下手な遠慮はしないけれど、相手のこの先の行動に対する配慮がある。つまり 「発展的で協調的な自己主張」 となります。
コミュニケーションのスキルを磨いて、きちんとモノが頼め、時にはNOも言える。お互いがきちんと伝えあえて、聞きあえれば、仕事の成果は向上。仕事の実践力アップを目指しましょう。
出展
あかるい職場応援団 https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/sitemap
上記の表で、自分がどのタイプに偏っているというより、相手や状況によって混在する方の方が多いのではと推察しています。
特に攻撃型が出る場合、「一瞬、冷静さが欠けた状態」となるパターンが多いのでは。
年齢的、立場的に「冷静」であることがもとめられても、ご自分に不安や不満、負の気持ちがあると、バランスを保つのが難しいこともあります。
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