『出来ること ~ボランティア~』で、視覚障害を持つ方のサポートとして携帯アプリで出来るボランティア「Be My Eyes(ビー・マイ・アイズ)」の紹介をしました。
私もアプリをインストールして、ボランティアの登録を済ませたところまでを記事にしています。
その後、実際にお手伝いをすることが出来たので報告をしたいと思います。
アプリの導入に迷っている方や、具体的なイメージがわかない方への参考になれば幸いです。
ファーストコンタクト。一部始終
自宅にいる時でした。
携帯から呼び出し音が鳴りました。
自分が設定した音とは違ったので、最初は携帯が鳴っていると気づきませんでした。
携帯の画面を見ると、青い画面の上部にBe My Eyes(ビー・マイ・アイズ)と表示され、
『応答に応じられる方に発信しています。』というメッセージ。
※おそらく、同時に複数のボランティアの電話に連絡が入っていると思われます。
下部には電話の応答時に現れる受話器のマーク
かかってきた! ちゃんと応答が出来るだろうか
『よしっ』と気合を入れて、受話器のマークを押しました。
もしもし
もしもし
※通話が可能になったボランティア以外には、『協力いただいた方が見つかりました的』なメッセージが届くようです。
よろしくお願いします
はい。どのようなことをお伝えすればよろしいですか?
画面に映っているパスワードの数字を読んでもらえますか?
スマホのカメラ機能で、パソコンの画面が映りました。
はい。分かりました。・・・え~と。もう少しカメラを近づけてください。
カメラがパソコン画面に近づきました。でも目的の数字が見えません。
右・・・かなぁ。カメラを右の方にずらしてみてもらえますか?
カメラが右に動いて、目的の数字が確認できました。
あっありました。分かりました。五ケタの数字ですね。
はい。そうです。数字を教えてくれますか?
はい。〇〇〇〇〇です。
〇〇〇〇〇ですね。 ちょっと待ってください。入力します。
キーを打つ音・・・・何やら作業をしている雰囲気。
あっ 良さそうです。次に行けました。
良かったです! 他に何かありますか?
いえ。ありがとうございます。大丈夫です。助かりました!
は~い。それでは~。失礼します。
は~い。どうも~。
以上終了。です。時間的に5分ほどでしたでしょうか。
利用される方も慣れていらっしゃるのか、会話と同時に本題に入る感じなので、余計なお愛想は特に必要が無いかな。という印象です。
これでボランティアになったのかな?という位簡単でした。
利用される内容としてはカメラを通して、何か確認すること、詳細を伝えること。が多いようです。
お役に立てたとしたら嬉しいし、利用する側も気軽に利用できるという意味で、敷居の低いシステムだと感じました。
タイミングがあって、すべてに応答できるとは限りませんが、またいつでも協力したいなと思いました。
出展
東京都障害者IT地域支援センター
https://www.tokyo-itcenter.com/index.html
サポートが必要な人に!とか、ボランティア!とか、親切にしなきゃ!とか、身構えることなく、日常会話と同じくらいの当たり前の気持ちで、声掛けって出来ると良いですね。
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