エール!! ~展示会で出会えた声11~

6月第5週 愛知県で開催された 『人と車のテクノロジー』の展示会がありましたので 行ってきました。
製造業のなかで愛知県は自動車に関わる企業が多いです。日本の産業界や経済に多大なる影響を持っている自負もあり、その動向は注目もされます。カーボンニュートラル(※1)など やはりSDGsのキーワードが多くをしめました。期待と注目が集まる中のそんな最先端ともいえる世界で働いている皆さんの、想いや夢など貴重なお時間を頂き、伺うことができました。
励みになったり、自分と同じ と思われる言葉や 気持ちが あるかもしれません。

(※1)カーボンニュートラル
2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「(人為的)排出量」 から、植林、森林管理などによる「(人為的)吸収量」 を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。

環境省 脱炭素ポータル

お話を伺った方の声

J社 T様
ものづくりにはあらゆる工程が発生します。開発・製作する事業所が、全ての行程で品質を保持するのは大変な負荷が発生します。そのサポートを高品質で支える技術を提供しています。期待される業界のため、意識は広範囲を一歩先んじてもうらしなければならない。先頭を走る開発のプロの陰には、支えるプロがいるってことです。

I社 I様
コネクテッドシステム。ネットやシステムを連携して、車、人、整備、時間の管理などサポートする機能です。人が担っていた報告やチェックが格段に楽になる仕組みです。新しい機能ですし導入をお勧めしていますが、根底は「大変さを知っているから」なんです。あらゆる厳しい法規制があって管理やルールは複雑で多岐にわたります。働いている方の通常の業務以外の負担を減らしたいんです。体調や心理的な負担をとにかく減らせるにはどうしたら良いのか。役立てて頂きたい。個人的な思いではありますが、応援を形にしたいと思って頑張っているんです。

C社 Y様
品質保証の制度を試験する事業を展開しています。企業の校正ともいえる制度ですから、厳密さが求められますし事実厳しい審査を実行せねばなりません。品質の信頼を得て頂くためでもありますから、審査は通って頂きたいと思っています。事業内容から当然、堅いイメージを持たれているので、わかりやすい丁寧な説明を心掛けています。品質は味方。その思いをお話して精いっぱいのお手伝いをしたいですね。

C社 N様
電気自動車で重要なバッテリー。このバッテリーが即起動できるよう温めるための装置が電熱の需要な役割になります。製品としてはかなりニッチな分野であると同時にこの分野では他の追随を許さない品質を心掛ける。がポリシーです。海外で創業した強みがあると思っています。日本の視点、海外からの視点。その両方から見えてくるものがあります。開発する製品だけでなく、人の考えも。単に海外と競争するというのではなく、何を取り入れ、融合させていくか。私自身が経験して知ることが出来たことをさらに活かせていけたら思いますね。

K社 A様
自動運転のレベルが上がるにつれ、車の外観に着くセンサの数は増えます。ましてレベル4や5、全方位型ともなれば尚更です。外観に取り付けられたセンサは当然汚れますし、性能に影響してしまいます。その汚れを取る機器を提供しています。ドイツの製品ですが、日本車に合う設計は日本でも行っています。センサは小型化しますし、外観に影響が出ないよう設計するのはセンスと経験が問われます。設計に携わっている責任と、出来上がっ製品の手応えは、展示会で直に説明する時などで感じたり出来て励みにもなりますね。

F社 K様
実際の地図データをもとにバーチャルリアリティーを作り出し、運転する様々なシーンを提供しています。あたかも実際の道路を運転するがごとくが体験でき、データだからこそ、何度もあらゆるパターンを経験して頂くことが可能なんです。自ら携わって感じるのは、更なる可能性です。運転などの移動のみならず、疑似オフィスなど空間を作り出すことも。視覚的情報により体験が経験となる。バーチャルリアリティーがもつ多くの可能性を掘り下げて実現し、提供していきたい!!

masuda

名刺交換が叶わない企業様、担当者様もいらっしゃいました。一部ではありますが、企業様イニシャルにて、コメントを載せたいと思います。

M社様
海のミネラルから樹脂を作り出す。画期的ともいえる機能を開発しています。塩分濃度は地域によって実は異なっています。海が持つ課題の一つを変えることが出来ます。何かを変える、新しいものを軌道に乗せるのは現実の話として資金が要ります。でも!地球規模で改善できる理論・方法です!協力願える企業様や機関への説明に力を注いでいます。

TR社様
人の動きを読み取って、予測して計器を動かすセンサーを開発しました。ドライバーの負担を軽減することは、ヒューマンエラーを少なくし、安定した運転サポートにつながります。身体の動きを予測するという機能を開発するのは簡単ではありません。「動き」をいかに数値化、判別する値に出来るかは、グレーな部分をいかに処理するかにある訳で。システム開発の裏にはいつも《人間》がいるってことです。

M社様
万が一の体調不良。こんな時こその自動運転。緊急時の安全確保と停車、そして緊急機関への連絡まで。を開発中です。運転中のあらゆるリスク。特にドライバーに起こるリスクをフォローし、避けることが重要なのは自動車メーカーとして当たり前の認識でいます。

H社様
2050年に向けて。安全の目標は死亡0。環境への目標負荷0。を目指します。我が社も自動運転に注力を注いでいます。レベル5に近づける努力をしつつ、「自らが運転する」サポートも重要。開発に力を注いでいる360度全方向からドライバーを支援することもその一つ。単なる移動の乗り物ではなく、「楽しむ」こともフォロー。安全が伴えば、安心できる筈ですから。

M社様
自動車メーカーとして、我が社が開発した独自システムは、まさに「らしさ」がつまっていています。世の中の求めに応じて変化することがあっても「らしさ」へのこだわりは持ち続けてます。それは時代の考えに抗うというのではなく、わが社のこだわりが そもそも世の動きに沿っているからともいえます。

M社様
どなたでも移動の楽しさを感じて欲しい。福祉車両に力を注ぐ意義を感じています。より良いものを作るには、自社だけの技術だけでなく、他者や異業種との連携があってこそ。掛けられている期待をもちろん感じているからこそ、課せられている責任も大きいと一社員ながらでも感じて身が引き締まる思いです。

A社様
もともとケミカルの会社で技術は持っていたんです。ニーズに沿った製品を開発してきましたが、世が化学の力を必要とし始めて、自社の技術で対応できることが沢山あったと新サービスに乗り出しています。むしろ今はチャンスです。可能性の拡大に手ごたえを感じてもっとやってやろうって気分ですね。

H社様
モノを創るとき、計ることが最も重要なんですよ。「計る」「測る」「量る」基本ですからね。計測器をはじめ、分析解析する技術も。各メーカー様からの信頼は決して裏切れません。その思いが常に新しいものを、正確なもの、わかりやすいものを生み出す原動力になっています。やっていることはとても地道なことなんですけけれどね(笑)

M社様
説明員としてここにいますが、入社して一年目なんです。正直説明が上手く出来なくて・・すみません。何事も勉強だと思って質問も一所懸命応えるようにしています。まだわからないことも沢山あります。でも質問頂いたり、自分の言葉で説明することで、製品のことを勉強できているので自信につながれば…と思っています。

T社様
業界1位の技術集団だと思ってますよ。でもコロナの影響や、効率化などで変革も余儀なくされています。しかし、これまでより視界が広がったり、協力会社が増えたことは生き残っていく上でも良い変化だと思える良いなりました。柔軟に。しばられず、のっかってみる。飛び込んでみると、もっと新しいことが出来るんだって考えにも変化が起こりましたね。

出展
環境省/脱炭素ポータル
https://ondankataisaku.env.go.jp/carbon_neutral/about/

有名メーカーの方と交わしたお言葉にはもちろん個人的見解があることも十分承知しています。けん引する立場としてのがむしゃらな思いを持たれているのかと思いましたが、堅実で真面目な、世の貢献に悩む個人としてのやさしい気持をお持ちであることも印象に残りました。コロナ禍を受け、拡大や転換・特価を余儀なくされているのは、自動車業界も同じ。試行錯誤されながらも、むしろ研ぎ澄まされた感があります。一つ一つ丁寧に事にあたられる。どの業界、分野も頼もしい一面を見させて頂いて力が湧きます。

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