Digital Transformationなのに DTとしない理由
DTはプログラミング用語として既にある言葉でした。Transformationの「Trans」に、”横切って”、”交差する”という意味も含まれていたことから、交差をイメージする「X」の文字を代用させて略語に採用したためとのことです。
ビジネスパーソンのメンタルヘルスを、ホットラインでサポートしている「アライエール」のmasudaです。
産業展示会に出向いて、出展社の方から業界のトレンドや情報などを教えて頂いています。
お話を通して漏れ出た苦労や夢、想いなどもお聴きするので、応援や労いの言葉をお返しする活動をしています。頂いたコメントなどを「エール!!」という表題で紹介しています。
お話を伺った方の声
A社 O様
インターネットで自社の商品やサービスを販売するEC事業には、多くの仕組みを必要とします。運営そのものや受注・決済・発送など。またそれらにかかる書類の作成や管理。異なるソフトやサービスを導入したり複雑な作業が重なります。我が社のサービスは、一元管理はもとより、売り上げや経営の分析もできる強いサポート力を評価いただいている基幹システムです。このシステムは特許を出願中なのですが、これから点のようなサポートを統合する動きが増えるでしょうね。きめ細かなサービスが増えるのは喜ばしいことですが、どう扱えばよいか迷うフェーズに来ています。俯瞰してみてすくい上げる視点が必要なんだと感じていますよ。
P社 N様
今回珍しいものをお持ちしています。「液体レンズ」です。コードのヘッド部分についているレンズに電圧を印可すると、液体状のレンズの形が変化します。これがオートフォーカスの役割を持ち、対象物を瞬間的に捉えることが出来るということなんです。リモートで使え、シャッター付きのカメラとしても使用できます。他にも1mmの工業用内視鏡も自慢です。電子機器の開発や電子部品を販売している会社で、電子機器に関する設計ノウハウは50年以上の歴史を持っています。私自身は常務という立場で、展示会では積極的に技術力をアピールさせてもらっています。(アライエールが中間層に寄り添っていることを伝えると)中間層には確かに「色々」ありますね。大変という「負」だけでなく、モチベーションが高い社員も含めて気持ちに寄り添うというところに注力を注ぎたいと感じています。
C社 T様
今回大きくスペースを取っているのが、「スマートパピエ」という環境貢献型エコロジーペーパーです。例えば、ヤシの実の外側のモジャモジャした繊維。これまで捨てられていた素材ですが、(植物の)繊維を生かし、紙の原料として再利用できると開発して商品化しました。植物由来ですから、捨てずに次もリサイクルが可能で、循環できる素材としてアピールしています。もう一つ、この紙を見てください。[パステル色の下地に、細かな色の紙が散りばめられている再生紙]この点々の粒は【広島の折り鶴】なんです。これまで膨大な量の千羽鶴が祈りとしてささげられてきましたが、一部をエコロジーペーパーで蘇らせようという活動が発足。紙に配合させています。地域のボランティアの方々が千羽鶴をほどくのを手伝ってくれて、いろんな人の思いが詰まった可愛らしい紙が実現出来たことは、本当にうれしいことでした。商品として貢献したというより再生できるという状況に感謝する気持ちの方が強かったです。
A社 S様
「社内コミュニケーションを次の次元へ」というコンセプトでコミュニケーションツールに独自の基準を課しました。1.0を対面、4.0を我が社が開発した”バーチャルオフィス”とクラス分けしてみたんです。我が社のクラウドサービスによるツール4.0を導入することで、現代社会に対応できる社内コミュニケーションの強い企業を実現できるとお勧めしています。イメージはMicrosoft 365のように、画面上で全てのコミュニケーションが可能だということ。しかし、共有できる情報量と情報の質へのこだわってが他にない我が社が勧める特徴と強みです。集う場が今やネットワークという時代。考え方を進化させる必要がありますし、見合うツールを選択する時代となりました。個人的にお勧めなのは、コミュニケーションで大事な「相談」が気軽にできるボタンを作っていること。積極的な発信で物事を進めていくのに必要なのが「相談」だと思っているので、このボタンはかなりお勧めです。
F社 U様
今後、ますます難しくなる人材確保。企業の価値観に適合する人材とマッチングするという攻めた提案を提供しています。厳しい時代努力されている方の努力をきちんと数値化して見える化します。マッチングするだけでなく、企業の採用に見合うスキルを習得いただくこともサポートします。新卒だけでなく、即戦力としての中途採用にも力を入れます。企業とのwin-winを実現するため厳しい言い方をすればふるいにかけるといった考え方でもあります。今は「待つ」時代ではないというのが自分が感じる人財のありかたですね。
T社 K様
社名は「時を生む」からきているんです。経費精算や文書管理などをクラウドでサービスしている会社です。最近ではインボイス制度のサービスを扱っています。インボイス制度そのものは画期的で有益ではありますが、書類や証明する手続きの工数が増える点で厄介です。導入に困っていらっしゃる企業様も多いですね。私は今は営業ですが、一年の約束で配属してもらいました。将来は経営者になりたいと考えているんです。だから、キャリアプランは明確で、自分のスキルに足りないものがあれば、部署異動も自ら進言します。自分のどうしたい。こうしたいがはっきりしているので、必要なものは自ら提案して吸収していく。自分の中では当たり前なんです。
C社 M様
LPガスの自動検針用通信サービスをご案内しています。商談の相手はLPガスを扱う会社さんですが、こんなサービスをしているんだと業界に知ってもらうことも大事です。大手だからこそ環境が整えられる設備ですが、世の流れは完全に遠隔など通信を使ったサービスが増えます。これは人材不足も大いに関係しているんです。人の移動を軽減できるという得なシステムには違いありませんが、検針する人材を確保しなければならない。という理由の方が切実ですね。IT寄りの技術革新が叫ばれていますが・・、もっと違うサービスがあるんじゃないかと思うこともあります。
CM社 K様
もともとはマニュアル作成から起こった会社です。デジタル化移行に伴い、DX戦略を掲げて戦略的パートナーとしての位置づけで貢献しています。我が社の特徴は、導入時の費用が かなり安いことです。競合他社様と提供できるサービスが重なるので、我が社が力を入れたのは導入よりも継続後の内容です。サポートを充実させている会社もありますが、初期費用が高かったりするのが現状。新しいサービスやシステムは今や良いのが当たり前。導入後の付き合い方に安心を持っていただくことで、信頼関係を築く営業を心掛けているんです。今は、カスタマイズも、親切や丁寧は付加価値として当たり前になっている。それだけ競争も激しいといえますね。それはこの業界に限ったことではないのでしょうね。私も中間管理職についていますが、今の若いことに追いつくのが精一杯ですよ。自分が入社した時にはなかった部署が今は主流になったりしているのでね。
Q社 K様
事業としては、品質コンサルティング・プロジェクトマネジメント支援・実務支援・教育支援などをノウハウの構築や事業に沿ったスタイルを提案しサポートする会社です。品質コンサルティング・プロジェクトマネジメント支援・実務支援・教育支援などです。各企業様で体系化されていても、変革のスピードの速さは感じられていると思います。最新の情報に常にアンテナを張るのは難しい時代ですので、支援のプロという会社が存在しています。私自身もコンサルタントをしています。日々勉強ですが、お客様と直接会話しながら一緒に考える事は、Win-Winを肌で感じることができる刺激のある仕事ですね。
CT社 K様
オフィスのスマート化・クラウドの導入・働き方改革の対応・工場のIoT化など業務の困りごとを一気に解決に導く提案をシステムサービスと共に紹介している会社です。人材確保のための戦略、効率化を図ったシステム導入の運営に頭を悩ませて挙げ句、事業は複雑になる。企業が本業に時間を割けず、副産物としての作業ばかりが増える変な状況になっています。改善したにもかかわらず、悩みが増えたなんて言う企業様も見受けるんですよ。プロはそんな悩みや課題の改善に毎日取り組んでいますので、是非共有いただければと思いますね。
シェァフル社 H様
YouTubeの広告で最近は見る機会も多いのではないでしょうか。すき間時間を活かした「スキマバイトアプリ」を提供しているPグループの会社です。私はマネージャーとしてマーケティング戦略を担当しています。YouTubeの再生仕様は私が考えているんですよ。すき間時間のバイトを提供しているのは国内では3社のみです。その日に給料がもらえるというのが大きな特徴のため、前払いが可能な運営規模を持たないとサービスを維持できないんです。利用者の多くは20~30代。働き方の選択は企業の中だけではありません。自身の計画に沿って就業する時期を見る働き方もあるんです。個人レベルのニーズにまで目を向け商商業化させるというのがこれから必要になっていくんじゃないですかね。
P社 H様
企業様のビジネスイノベーションのさらなる進化、成長を支援する会社です。グローバルに展開し、35000人を超えるエキスパートがクライアントにプロ支援を提供しています。目の前に物体としてあらわすことができないので、いかに優れているかをお伝えするのに心を砕いています。私は管理職の立場でこれまで社内のプロに接してきて、エンジニアの力量については自慢できる自負を持っています。プロはそれだけ努力してきています。会社からの指示ではなく、自ら磨き上げる意識が強いのです。自己でのし上がってきた人材は厳しさも持っています。頼りになる反面偏ることもありますね(笑)しかし、こだわりを持つということは良いことだと個人的には思っているんです。なんだろう・・・伸びしろが見えないんですよ。努力型の人は。その先への成長が期待できる意味でとんがっていてほしいですね。
E社 T様
大手会社の下請け的な仕事を受注することから始まって、設立から10年以上経ちました。今では、エンドユーザー様と直接仕事をさせていただく機会が増え、我が社の培ったノウハウを活かして、IT技術が人に代わって業務を動かすお手伝いを支えています。営業として、製品に関しても直接開発部に声を届けています。どうしても開発側の視点で物を作りがちですが、現場の技術者の声に寄り添い、システムはシンプルに作ることに注力を注いでもらっています。私自身、課長という立場で社員に関わるわけですが、さじ加減というのでしょうか、今発して良いかどうか、言葉の選択とか、役をいただいたことで、コミュニケーションの質にさらに気を配ることができるようになったと思います。
名刺交換が叶わない企業様、担当者様もいらっしゃいました。
一部、企業様イニシャルにて、コメントを載せたいと思います。
A社様
今回、メインの展示に据えたのが、音声認識技術のサービスです。音声技術に関して25年の実績を持っているんですよ。時代が追いついてきた感がありますね(笑)。手で入力するのではなく、声で書くアプリです。建設業界の要望を受け開発したアプリですが、IT業界でも利用いただける汎用性があるので、紹介しています。事務仕事が一気にはかどります。これから期待されるのがマニュアルですね。手順の読むマニュアルだけでなく、確認機能を追加させることで、作業しながら音声によるチェックを受けることも可能になります。
会議の議事録を作成する文字起こしも珍しい光景ではなくなると思います。手入力から完全に開放されるかわかりませんが、劇的に減っていくでしょうね。
C社様
DX導入の困りごとをお聞きし、解決案や改善案をご紹介しています。ITの商品は形がないものが多くて、「話(説明)」しかないんです。無形のものを扱う難しさを日々痛感しています。と同時にやりがいを感じています。なぜなら、自分の話(説明)を聞いて導入判断いただいているわけですから。導入いただいた後のかかわり方まで営業は継続していると思っています。運営に不安を抱かないように専任者を派遣するのもそのも自然な流れです。自分を信じてくれた方をとことん大事にする。ということでしょうか。
S社様
各社様々なシステムやサービスを提供しています。我が社も課題や悩みに寄り添って最適なサービスを提案する会社であることは同じです。強みとして一番大きいのは、どんな古いバージョンでも扱うということです。ネットワーク、ブラウザ、ソフト、何を導入してもバージョンアップからは逃れられません。生産やサポートが終了してしまうことも珍しいことではありません。我が社は大手の歴史と規模を背景に、どんなに古くてもサポート出来ると言い切れます。例えばWindows95とかインターネットエクスプローラーとか。不具合が起きていなければ、同じ環境を継続する企業様は意外と多いのです。違うシステムを導入した時、バージョンが合わないと断られたり、別のものを進められたり、そもそも諦めてしまう場合もありますが、我が社はバージョンの互換性が異なっていてもサポートできる技術を持っています。私は3年間そういう技術畑で働いてきましたので、どんな悩みが多いのか傾向が分かることも個人的には強みだと思っていますよ。
T社様
手書き書類。メモなどを文字読み取りを行い、データ化するサービスを紹介しています。会議や研修にパソコンを持ち込んで必要な記述をする光景をよく見ますが、手書きの自由度は大きくいまだ主流です。しかし、文字お越しは案外面倒。そこで読み取り精度96%以上、稼働削減が61%超えの実績をもつ我が社のサービスをお勧めして好評をいただいています。ほかにも部署をまたぐ書類や他社からのフォーマットの違う書類もデータ化し連携させる自動化ツールも他にはないサービスです。デジタル化が進むといっても、企業様毎にフェーズも違えばペースも違います。デジタル化転換期には、我が社も同じような悩み課題がありましたから、クライアント様の悩みは「あるある」として対応できます。経験したことをただ反省して棚上げするのではなく、次に活かしきるアイディアとして実践しているという感じでしょうか。
ウズベキスタン様
現在ウズベキスタンでは、IT人材を多く輩出しており、グローバルに活動の場を広げています。(※1)今回日本に受注できる仕事があるという思い、サポートできる技術力があるという広報のため展示ブースを設けました。多くの方に海外の人材を登用する発想を得ていただきたいと考えています。
※1 ウズベキスタンの「デジタル・ウズベキスタン2030戦略」
デジタルインフラ整備のため大規模な投資が国の戦略として進められています。IT関連企業を集めたITパークが設立されて以降、IT分野の輸出額は50倍に増加し、飛躍的にデジタル化が進み、モデルケースとしても注目を浴びています。
デジタル化が進んでいく波は止められませんし、明るい未来の方が大きいと感じつつも、識者が警鐘を掲げる声にも耳を傾ける必要がありそうです。デジタルによる一括や自動は夢のように仕事が楽になるのは間違いありませんが、不具合が起こった時の範囲が広大です。また、どうしてその解が導かれたのかブラックボックス化していく懸念もぬぐえないという危機感は使用者なら思うこと。学習能力が向上し、どうしてその回答になったのか人が道筋をたどれなくなる。AIが導き出した解だから覆すことはできない。理由もなく従うという場面が発生する危険も感じます。強い光には暗い影も同時に現れるのは技術の常です。何が光で何が影なのか、気づく視点を持ち続けたいですね。
本サイトは、ブログ以外に
「誰かに聴いて欲しい」を目的としたホットラインを開設しています。
こころの発散、リフレッシュの場として、気軽に ご利用 ください。
ご利用には『こんな方におすすめ』『約束』『利用の流れ』『予約ページ』をご覧ください。
デジタル化が進んでいく波は止められませんし、明るい未来の方が大きいと感じつつも、識者が警鐘を掲げる声にも耳を傾ける必要がありそうです。デジタルによる一括や自動は夢のように仕事が楽になるのは間違いありませんが、どうしてその解が導かれたのかブラックボックス化していく懸念もぬぐえないというものです。学習能力が向上し、どうしてその回答になったのか人が道筋をたどれなくなる。AIが導き出した解だから覆すことはできない。理由もなく従うという場面が発生する危険も感じます。強い光には暗い影も同時に現れるのは技術の常です。何が光で何が影なのか、気づく視点を持ち続けたいですね。
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