ボランティアにつながるアプリ
先日の東京都内のバスの中で、視覚に障害がある方を支援する広報ビデオが流れました。
お知らせの最後、「日頃 何かお手伝いできることはあるでしょうか。」の問いに
「視覚障碍者をサポートする携帯アプリがあります。登録をしてお手伝いして頂けると助かりますね。アプリの名前はBe My Eyes(ビー・マイ・アイズ)です。」と答えていらっしゃいました。
スマートフォンのアプリが増え便利な機能が増える昨今、障害を持った方が利用するアプリがあって、このようなものがある。ということを恥ずかしながら知りませんでした。
Be My Eyes(ビー・マイ・アイズ)
Be My Eyes(ビー・マイ・アイズ)は、視覚に障害を持つ方(利用者)とボランティアを、カメラ機能を介してリアルタイムに結ぶアプリです。
※Android 5.0以上、iPhone 利用可能、iPadOS 13.6 以降 無料
利用者のカメラから送られる情報を通して、視覚補助をすることが出来ます。
たとえば、
・色を確かめたり、色合わせをする
・ラベルの表示を見る
・食品の消費期限を確認する
・落としたものを見つける
・写真、絵や他の芸術作品を説明する
などなど
しくみ
①利用者がアプリを通して視覚支援をリクエスト
②複数のボランティアにリクエストの通知が送信
③最初にリクエストに応じたボランティアは、リクエストした利用者と接続され、利用者の端末のカメラからライブビデオの情報を受取る。
④音声により双方が課題を一緒に解決します。
※180以上の言語で100万人を超えるボランティアが視覚援助を提供します。
※日本語で対応を選択できます。
※You tubuで使い方を検索すると、実際に利用している様子を見ることが出来ます。
ボランティアとして登録
①App StoreまたはGoogle PlayからBe My Eyes(ビーマイアイズ)のアプリをダウンロード
②Eメールアドレスと任意のパスワードを設定
③主要言語を選択(既に日本語が選択されているので特に何もする必要は無)
以上
※「通話に応答するための方法を練習します」の機能で簡単な画面が表れますが、英語です。
私も実登録してみました。何かお手伝いが出来るかもしれません。
障害を持つ方に役立つアプリは他にもっとあるかも。
障害のある方に便利なアプリ
一覧を作成しているサイトがありましたので、紹介します。
東京都障害者IT地域支援センターの『障害のある人に便利なアプリ一覧』です。
カテゴリによってにアプリ群がまとめられ、「Appロゴ」「App名」「価格」「詳細」「対応OS」「Wi-Fi要不要」のから内容を判りやすく理解することができます。
「詳細」で機能を知ることが出来ます。
・Android携帯用・障害のある人に便利なアプリ一覧 https://www.tokyo-itcenter.com/700link/sm-and1.html ・iPhone、iPad用・障害のある人に便利なアプリ一覧 https://www.tokyo-itcenter.com/700link/sm-iphon4.html
出展
東京都障害者IT地域支援センター
https://www.tokyo-itcenter.com/index.html
何気ないバスの移動の中で、思わぬ世界を知ることが出来ました。
不自由を感じていたり、こんな機能があると助かると思っている方に、便利な方法や、役立つシステムが増えているのだと知って嬉しくなります。
ボランティアを超え当たり前のこととして、もっともっと出来ることが増えると良いですね。
「他にこんな事を知っているよ」という情報を寄せて頂ければ嬉しいです。
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