『分かり合うための言語コミニュケーション』への質問 ~第1回・4つの要素~

2022年1月21日で取り上げた「分かり合うためのコミュニケーション」。

コミニュケーションの質を高める有効な方法として、
『正確さ』『分かりやすさ』『相応しさ』『敬意と親しさ』の4つの要素が 報告されています。
※文化審議会国語分科会の資料で (分かりあうための言語コミュニケーション(報告))

『とはいうものの、こんな時どうすれば?』という質疑応答の章もあります。

質疑応答の章では、質問が35問あり、本ブログは、その中からピックアップして、ご紹介していきたいと思います。
第1回目(10回シリーズ)は、最も基本的な質問。有効な方法とされる4つの要素への質問です。
※第1回からは本ブログのタグ:コミニュケーションに格納しています。

言語コミュニケーションにおける Q&Aの中から

Q1  言語コミュニケーションをうまく行うためには4つの要素に気を付けると良いとのことですが、もう少し具体的に教えてください。 

最初に、

言語コミュニケーションには、「情報のやり取り」「気持ちのやり取り」という二つの観点から捉えることもできます。

情報のやり取りにおいては「a:正確さ」と「b:分かりやすさ」 =意味を滞りなく伝える技術 が、

気持ちのやり取りにおいては「c:ふさわしさ」と「d:敬意と親しさ」= 場面・状況や対人関係における配慮 が、

円滑に伝え合う上での主なポイントになります。

A ある例を用い、4つの要素が必要となる場面を具体的に説明します。

例えばこんな場面:医師から患者へ説明をする際の、医者の立場を想定します。

病気やけがの名称、その症状、治療の方法や 完治までに掛かる期間、使う薬と、その副作用など、様々な情報は、「相手にを不安にさせないためにも」aの正確に伝える技術が必要になるでしょう。

masuda

必要なことを簡潔に。順序立てて、明確に。
一度にたくさん伝えてしまうと、混乱するかも。

しかし、内容は正確でも、医師が使う専門用語だらけでは、「相手に伝わらず、理解されません。」bのわかりやすく表現する技術が必要になります。

言い換えや補足説明。相手が理解したかを質問、確認してみる。
相手の表情、態度から理解できている?のヒントがありそうですよね。

正しい情報をわかりやすく話しても、場面や状況,何より相手の気持ちに配慮のない言い方をしてしまったら,受け入れてはもらえないかもしれません。
相手の気持ちに配慮したcのふさわしい言葉の選びは、会話の雰囲気を向上させます。

好意的な伝達が行われれば、より積極的な会話へ活性化させることにも繋がり、関係性も深まります。

この場での例文では、「治すには、時間かかります。」より、「時間はかかりますが、きっと治りますよ」と順番を変えています。病気(怪我)をしている(通常より気持ちが弱っている)相手に対し、優しさを込めた対応と言えます。
弱っている⇒例えば、やさしさ
困っている⇒例えば、補足の補足
急いでいる⇒例えば、簡潔にスピーディーに
恐れている⇒例えば、安心感を与える

そして会話自体が、なれなれし過ぎたり,堅苦し過ぎたりしないようにすることも大切です。
例えば今回の医師が、最初から友人のような口調でいたり,逆にずっと型にはまったような敬語でしか話さなかったりしたらどう感じるでしょうか。 dの「敬意と親しさ」意識して、相手の人柄や年齢、これまでの関係性などを考慮した言葉、態度で会話を進めることも必要でしょう。

いわゆる距離感ですね。完璧を求めず、会話の中から、継続していく過程で、経験値を上げていく必要がありそうです。
相手によって、また自分の性質を無理に変えようとしない範囲で、探っていきましょう。

まとめ

『正確さ』『分かりやすさ』『相応しさ』『敬意と親しさ』 を具体な場面を挙げて説明。
これら4つの要素の、伝える技術、受け入れてもらう配慮によって、コミニュケーションの質を高めることが出来ます。
追記として、
情報のやり取りが要である仕事上の指示・報告や、公的な伝達などにおいては、とかく気持ちのやり取りがおろそかになりがちです。不特定多数相手であっても、受け取る人々の中に、様々な考え方や立場が存在することを意識しましょう。

出展
文化庁
https://www.bunka.go.jp/
文化庁/「分かりあうための言語コミュニケーション(報告)」
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/__icsFiles/afieldfile/2018/04/09/a1401904_03.pdf

「相手を意識する」こと。そして、「実際にやってみる」ことが大切ですね。
もちろん相手に望みたいこともあるでしょう。このテーマは敢えて「自分は(が)(なら)どうするか」側を紹介していきたいと思っています。
しかし、『正解』を求めすぎると苦しくなります。自分の範囲で「出来ることから」今一度、意識してみましょう。
私も精進していきたいです。

本サイトは、ブログ以外に
「誰かに聴いて欲しい」を目的としたホットラインを開設しています。
こころの発散、リフレッシュの場として、気軽に ご利用 ください。
ご利用には『こんな方におすすめ』『約束』『利用の流れ』『予約ページ』をご覧ください。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントを残す