エール!! ~展示会で出会えた声18~

10月第2週 愛知県で開催された 『管工機材・設備』に関する展示会がありましたので 行ってきました。
管工機材とは、流体が流れる管。バルブ、周辺機器、機材等を指します。
先日訪れた土木同様、普段目にするものではありせんが、インフラ等を支えている重要な業界です。管といっても、運べる長さに限界があるので、どうしても「つなぐ」必要があります。この「つなぐ」という技術の発展が、次世代を支えているといっても過言ではないのです。出来ることが増えることでさらなる可能性が見える。そんな展示会でした。
励みになったり、自分と同じ と思われる言葉や 気持ちが あるかもしれません。

お話を伺った方の声

A社 H様
Оリングを扱っています。金属の管。樹脂の管。管工の素材は異なっても、シールするという役割は同じです。形状も簡単で、作り方も簡単ですが、液体や気体が外に漏れることを防ぐ役割は非常に重要。現在すき間を埋める効果の高いのが、このОリングなんです。見た目は細い輪ゴムのようですが、管工だけでなく、自動車部品などにも多く使われているんですよ。曲面なのでねじれたりという難点が発生する場所では、形状を変化させて効果を維持しています。どうしても地味な存在として見られがちですが当然需要は高く、寄せられる期待は大きいので、日々の改善に手を抜くことは出来ません。一切漏らさない。絶対漏らさない。求められる姿に責任を持って自信でお返ししています。

M社 A様
異素材、異形管を「つなぐ」製品のご紹介です。同じような製品はもちろんたくさんあります。その中で、この製品の大きな特徴は、十分な保持力を素手で締めることが出来るということ。女性の私でも仕様の数値をクリアすることが出来ます。ご紹介する時に実践して頂きならがその効果を実感して頂く展示をしています。実は、私は前業務は事務でした。今は営業所の係長を勤めています。事務から製品をご紹介する立場になっているということですね。製品の良さを自らお伝えすることが出来ているんです。私がご紹介することで説得力が増しているのでは?とも思います。

B社 T様
断面カットした製品を展示会にお持ちしています。外側からでは分からない技術の推移が内部に詰まっているのに、ご紹介できないのは残念ですからね。外側はシンプルでも、内側は複雑に部材が圧入・配置されています。動きなど言葉や写真でお伝えするより、手に取りながら詳しくお伝えしています。製品をご紹介する上で、プロの方からの質問を受けるので、よどみなく説明して不安や疑問を取り除いて頂く必要があります。保全やメンテナンスの仕事を主にしていたので、営業的な知識はまだまだ課題があると個人的には思っています。その代り、自分の持っている知識を総動員して知って頂きたいところは補足説明が出来るように心配りをしています。

S社 T様
不断水凍結工法。管工を工事する時、流れを止めずに目的の箇所の作業をすることが出来るということなんです。液体窒素を使って、目的の箇所の両側を一時的に凍らせるんです。穴をあける箇所も一か所で済みますし、つながっている箇所全てに断水の連絡をしなくても良いし、効率が良いので時間も短時間で済みます。断水によって生じる困りごとをかなり解消できるということになるんです。今は早く、簡単に、安くが求められていますが、その全てに対応できるといえます。西日本に支店ができ、これからもっと活用を広げていける工法です。何より発想や見た目も面白くて興味が沸くでしょ?

F社 N様
高温度の流体に耐えられるパイプを提供できる技術を持っているのは、わが社だけです。お蔭さまで大手様に使用いただいて、販路が少なくなったのが実情です。拡大の目的で展示会に出展させて頂いています。自分はもともと営業で30年企業を支えてきました。製品の他所はもちろんのこと是までの歴史も熟知しています。熟知というのがやはり営業にとっての強みでしょうか。自社製品は知り尽くしていますが、販路を広げるとなると相手の方のことも知らなければならなくなります。紹介だけでなく、提案できる。何が嬉しいかを考えるということですね。何十年の実績があっても自分の仕事はまだまだ奥が深いです。

K社 A様
水回品を取り扱っています。販売代理も事業もしていて自分はこの部署に配属されています。デザイン性の高いものをお勧めしているんですよ。今回持ってきているのは個人宅用のものです。流行りですか?色的には黒が多く出ていますね。シンプルなものはもちろんレトロ感るあるものなども需要が高くなっています。求められるもので世相と言いますか、傾向を感じることもありますね。今回の展示会のブースは「お寺」をモチーフにして様々な製品を配置ご紹介しています。見ていて楽しいし、気を惹くでしょ?真面目に紹介することもありですが、ちょっとひねったブースレイアウトも良いものでしょ。入りやすさ、気安さというは「雰囲気」も、説明や紹介の導線としては必要なんですよ。

S社 K様
製品のパンフレットはあります。ブースにもわかりやすいポスターを展示しています。そこから一歩踏み込んだ、記載が出来ないほどの細かな点などをその場でお伝えするようにしています。パンフレットはMAXを記載していますから、時に補足したほうが良い個所や、どのような条件でとかどのような使用の場合などより生々しい説明をするようにしているんです。どうしてもインパクトのある言葉に惹かれがちです。嘘はないとしても過大な拡げ方は時に誤解となる場合がありますからね。リアルタイムにお話できるメリットは、単に紹介だけでなく、何がリスクか何が起こるかも相手の身になって説明できるという点にあると考えます。

masuda

名刺交換が叶わない企業様、担当者様もいらっしゃいました。
一部、企業様イニシャルにて、コメントを載せたいと思います。

K社様
ポンプの会社です。ポンプと言っても用途や場所によってさまざまな形がある中で、弊社が今回ご紹介するために展示しているのは、工場生産用縦型ポンプです。縦型のものは重心位置が難しいのですが、低重心ながらもスマートな形状でセルフバランスする機能を持った画期的なポンプなんです。説明が上手く出来なくて申し訳ないです。製品のことや態度なども含め勉強中で、つたない姿をお見せしてしまっています・・。何を聴かれても素早く自信をもってお話しできるようになりたいです!

O社様
塩ビ管コーナーカッターの製品です。特徴は分解できて小型化、小さなバッテリーを使用してコードレスが実現。力の無い人でも簡単に操作が出来る。というものです。大きい工事ばかりではないので、小回りがいてすぐに作業が出来るというのが今注目されているんです。機能や便利になったところだけでなく、使う人の安心も製品を売る時には必要なアイテムですからね。得ることは大切。会社ですから。でも同時に困りごとにしっかり届くということを疎かにしたら駄目だと思うでんす。自分だったら今の説明を聴いてどう思うかという感じですね。

先回訪れた土木関連の展示会同様、手に取って身近にある商品とは違いますが、なくてはならない機能で私たちの生活を支えています。また工場では必ず洗浄という作業が起ります。汚れたものを漏れを生じることなく確実に移動させるシステムや製品は確実に私たちの安心を支えてくれています。

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