ビジネスパーソンのメンタルヘルスをホットラインでサポートしている「アライエール」のmasudaです。
産業展示会に出向いて、出展社の方から業界のトレンドや情報などを教えて頂いています。
お話を通して漏れ出た苦労や夢、想いなどもお聴きするので、応援や労いの言葉をお返しする活動をしています。頂いたコメントなどを「エール!!」という表題でブログにて紹介しています。
お話を伺った方の声
C社 Y様
設計などの図面データは過去もさかのぼれば膨大な品番で構成されています。設計時、過去や履歴を参照したいときにとられるのが調査にかかる「検索時間」です。ご紹介しているシステムは製図に描かれている図形をパーツで分解して保存蓄積することで、図面という単位ではなく、形状単位で抽出することが可能になります。他にも同じ課題に取り組まれている企業様もいますが我が社の強みは、日本トップのプログラマーを抱えることで可能となった開発速度にあります。競合他社において開発スピードと品質は結果として雄弁に語ってくれています。何をもって差別化とするか、社外の動向とともに社内のことを詳しく話せるように情報収集は怠りませんよ。
Y社 A様
CAE解析のソフトをご紹介しています。特徴的なのは一つのソフトで製造プロセスを解析することが出来るということ。塑性加工、熱処理、切削などです。今は一つの構造の強度だけでなく、製品になるまでの工程負荷をどのように構造に考慮できるか一連で評価するという解析の見方が求められます。私自身がソフト開発の技術者で、生の声を聴くことがありって。お客様からの期待や無茶とも思える要望が実は開発を先取りすることにもなっていると実感するんです。解析は目に見えない現象を見えるようにするとこで、検討に時間をかけることが出来る利点があります。計算式を使っている以上弱点はありますが、努力と勉強によって可能性は現実にすることができると思っています。
I社 N様
図面というデータ群から類似図形を検索するシステムをご紹介しています。設計業務で蓄積される膨大な図面データを検討材料として参考にしたいとき、どんなフィルターで検索したいかは様々です。図面、品番、設計者、年代と形状。特徴は検索した図面や形状を重ねて表示させることで比較が目視で検討できる点です。実際に組付けた時のバランスや周辺部品との公差まで全体像として過去データを活用できる検索システムになっています。誰がどんな視点で何をするかという想像力が開発には必要だと言えますね。私自身15年のキャリアは持っていますが、いつまでも勉強、吸収の姿勢は変わりません。お客様から頼られることで身についてしまった習慣みたいなものですね。
D社 K様
システムネットワークもクラウドが主体となってきたことは実感されていると思います。クラウドの脳にあたる部分を従来のように物理的に存在させるのではなく、ネットワーク上に機能を移行させてしまう画期的な考えです。接続間の専用回線も必要としない、回線コストも抑えられるシステムです。懸念が予想されるセキュリティも向上しており、安心して導入いただける新しいネットワークシステムです。日々新しいものが出来るITのせかい。新しい機能を説明するのに、苦労するのは常ですね。理解して興味を持っていただくために聴きなれた言葉でご説明するようにしています。私たちの段階で難しいを印象付けてしまうと、お客様の導入気運にも大きくかかわってしまいますからね。
T社 M様
技術や社員教育に動画を活用した取組を提案しています。ご紹介しているサービスが動画編集・学習ソフトです。今は活字より、感覚的に習得できる動画マニュアルのほうが習得時間も短いと言われています。編集ができますから、標準的な動作や職人バージョンも残せます。どうしても教育に時間を割けない企業様もいらっしゃいますから、補助としての動画マニュアルは必需品と考える時代ですね。お役に立つことを提案する提案人としては尚且つ、簡単であることもアピールしたいです。企業を継続するのは人の役割と思っています。人を大事に育てることは結局は色々なところ(思い)につながっていると思いますよ。
T社 O様
生産現場で飛び交う様々な情報やデータ。誰が発信して誰が見るべきか、どこをいつ見ればいいかなど混乱を招きかねません。営業も製造現場もマーケティングも同じフォームで入手できるプラットフォームが必要です。ご紹介しているシステムはあらゆるデータをリアルタイムに共有できる仕組みがあり、感覚的に操作できる即戦的なアイテムです。ITの製品を紹介する時どうしても苦手意識を持たれたりされないように態度にも気を配ります。大切な機能はお伝えしたいですが、専門用語ばかり使うとそれだけで距離が出来てしまいます。入社して3年目。知識も大事ですが、関り方や距離、物腰という点に気を配るようにしています。
C社 T様
地場産業から派生して、繊維業界に貢献してきました。繊維会社の電算室から立ち上がったソリューション事業の会社で、繊維業界に特化している点で重宝頂いています。例えば繊維の単位は、材料から原糸、原綿を経て製品になりますが、都度の過程で単位が異なります。トン、メートル、グラム、枚等々扱うソフトをまたぐと用途別、単位毎など更に複雑になるので その都度計算式が必要になります。一つの業界に特化して加味する互換性等に精通することで信頼度も高まります。要領が把握できたからといってぽっとできるものでもないんです。デジタルといっても、背景の歴史が積み重なっていないと出てくる数値の意味は分かりません。外側だけ作っても用をなさないということはデジタルに限ったことではないのかもしれませんね。
P社 H様
製造工場のなかの機械が今どういう状態にあるか。つながっている設備同士の例えば電力量やロットのストック状態など目視が理想ですが、平坦な工場だけとは限りません。地上何階など階層が分かれる環境は多いのです。そういった環境で状態を把握するのは労力を必要とするので、いわゆる効率が悪い作業でした。我が社が開発したのは、各機械に異なるシステム、遠隔装置、カメラ、キャプチャー画像など統一できない状況にあっても、それら稼働状態を一つ画面に表示することを可能としたシステムです。これなら今ある設備を生かしながらすべてのデータを把握する環境を作ることができます。最新の画期的で高価なシステムを提供するのではく、今の状態を変えることなく、提供する側で工夫を提案する。相談で現地の様子を見れば、アドバイス出来ることもあります。もう一人の現場監督の気持ちになって親身にとらえ、現場にマッチする提案を目指しているんですよ。
名刺交換が叶わない企業様、担当者様もいらっしゃいました。
一部、企業様イニシャルにて、コメントを載せたいと思います。
C社様
図面検索に優れた管理システムをご紹介しています。ドイツの会社で日本での販売を担っています。自社の図面情報だけでなく、オープンデータからも検索可能。CADで図を描いている設計途中から、画面下に類似形状を表示する学習機能も優れています。これらを可能にしたのが、独自の20に及ぶ計算アルゴルズムです。現作業と並行して検索機能が発動する仕組みも備わっています。自分も製品を紹介しながら「これ本当に優れた機能を持っているなぁっ」て、設計者でなくてもちょっと使ってみたくなる。自分のワクワクがお客様にも伝わっている気がするんですよ。
S社様
各種機器の販売を手掛ける我が社のブースで紹介している一つが3Dプリンタです。最大の特徴は、形状の軽量化にトポロジーを構造に反映させているという点です。幾何学的に要素をとらえ、構造物の軽量に最適なデザインを導き出し なおかつプリンターで立体制作する。現実を実感することでリアルな設計に反映させることが可能なんです。未来的な芸術作品のように見えるこの部品も、骨格は強度的に計算された製品なんです。しかもスピードもこれまでのおよそ1/10に短縮できる。細かな機能が豊富なため、私自身全てをご説明できているかわからないくらいで・・。このトポロジーという考えが設計に導入されてくるのは遠い話ではないと思いますよ。
H社様
製品化された形状を検査・チェックするために3Dスキャンから検査して3DのCADデータにするまでをワンストップのサービスを提供しています。特に大型製品は一連の作業を一か所で請け負えるところは少ないです。我が社であれば、サービスに特化した機器をそろえていますから可能ですし、コンプライアンス的にも安全性が保たれます。第二次世界大戦の戦闘機「飛燕」修復にも携わった実績があります。数値も大事ですが、目で確認することを職人はどうしても優先します。スキャナの役割にかかる期待は大きいと感じていますよ。
K社様
図面データを統一するソフトをご紹介しています。2D3Dデータを一貫した様式に統一できるソフトです。デジタルが叫ばれて久しくなりますが、導入にちゅうちょされたり、一部は進んでいるけれど、他はまだ手付かずだったり、部署によって足並みがそろってなかったりと企業様によって状況はさまざまです。ご紹介する側が「こうなってるだろう」、「これくらいは理解しているだろう」というのは危険な考えです。本来不便であるはずのことが、身に沁みでいなければ、現状維持となり、改革のきっかけにはなりません。導入や投資はある意味痛みでもありますから。会話を通し相手企業様の状況を踏まえたうえでの最適な変化を一緒に考えるという姿勢が大事だと思っています。
M社様
何を自動化にするか。何が本当に必要とされているのかが開発のヒントにななります。人材不足という大きな課題を各社の本当の困りごとに落とし込んだ時。それと我が社の持つ開発力をどう絡められるのか。人がいないのだから、範囲に着目しています。「管理できる」範囲、「動ける」範囲、「把握できる」範囲、「必要な」範囲。集約してまとめるのか、その場に届かせるのか、時間はずらせるのか、人間の能力は。などシステムを考える会社なのでキーワードと組み合わせ、必要な技術の検討など、今日からすでに始まっているといっても過言ではない時代ですね。
展示会で名刺交換する時には「ビジネスパーソン様のメンタルヘルスをホットラインでサポートしているアライエールのmasudaです」と自己紹介します。去年などはメンタルヘルスという言葉に若干引き気味の方もいらっしゃいました。”自分には必要ない”何か可笑しな洗脳をされないか?”など未知のものに接する雰囲気を感じることもありましたが、ここ半年くらいはむしろ興味を持ってくださる方のほうが多くなりました。今のトレンドを知るのは自分の活動に必要であっても、商談に結び付かない会話となるわけですから、早々に立ち去ったほうが良いとも考えるのですが。 ”どんな方が利用されますか?”とか”今、多いですよね”とか、”ちょっと聴いてくださいよ”、”元気出ましたよ”、”癒されました”などの言葉が返ってくると、エールを送ることは意義があると感じています。人生の中の一瞬の出会いであっても、一期一会。かける言葉には精一杯の気持ちを込めてエールを贈らせてい頂いています。
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