エール!! ~展示会で出会えた声6~

4月第4週 愛知県で開催された 『食×包む×技術』に関する展示会がありましたので 行ってきました。
“業界の動向”、”お仕事で意識されているところ”、”頑張っていること”、”生の声”など貴重なお時間を頂いて伺うことが出来ました。

あらゆる商品・製品は、完成後、必ず包装します。形、硬さ、状態において完成直後の品質を保つために工夫される技術の多さに驚きました。破損、壊れるなど たとえ一つでもあってはならない。この水準が基本。言葉で書く以上に厳しい分野だと感じました。当たり前に挑む姿には業界を超えて「守る」ことに馳せた情熱を感じました。
伺った言葉を紹介したくて記事にしました。
励みになったり、自分と同じ と思われる言葉や 気持ちが あるかもしれません。

お話を伺った方の声

Y社 K様
「計り」の可能性に挑戦している感じですかね。『方法』を発掘する、アイディアを生み出すことが難しいです、やっと考え出したことを更に形にするのはもっと難しいですよね。大きな声では言えない苦労を抱えていますよ。

株式会社ユニフェイス社 U様
生産ラインから直接データを取得して一括管理して見える。カウント作業そのものが人の手を介さずミスなく、正確な数値データとして管理できる画期的なシステムなんですよ。自社内に専門部署が無い中小企業様の効率化へ貢献出来たらと思ってます。導入に工夫が必要でも寄り添った提案を心掛けていますよ。苦労はありますが、やりがいを感じます。

株式会社名濃社 K様
精米機・製粉機の技術を母体に自動車部品などの加工・組立機を設計製作しています。機械製作の傾向として、「コンパクト」「小さく」が良しとされますが、プロからすると、後のメンテナンスを考えて、最適形状・大きさというものがあって必ずしも大小が重要とは言えないんですよ。求められることに応えながら、その先を視野に提案していくことが大事ですよね。

青森県商工労働部 F様
景観の良さから観光というイメージもありますが、実は数多くの工業団地を持つ青森県です。是非興味を持っていただけたらと思います。東海地方と東北地方だからこそ生まれる可能性があると思っているのですよ。例えば、「距離」ではなく、「位置」にとか。発想の転換で活かせる未来を一緒に考えていけたらと思いますね。

YURUSOR(ユルサー)株式会社社 K様
配送トラックの積み荷には、実はどれだけの荷重で梱包するかきっちりとしたルールはないのです。数、寸法などマニュアル化できないのが現状で、積み荷の保証は高度なカンコツの上に成り立っていました。それを数値化、見える化することで安心を提供することが出来ています。今でこそ周知されていますが、それまでの道は決して楽ではありませんでした。愚直に丁寧に、誠意を持って対応する。「気持をこめて接する。」ことで活路が開けたと実感しています。

T社 H様
「紙」の今後の可能性を模索しています。提供するものだけでなく、材料を未来につなげる使命もあると思っています。リサイクルが70%になっても、生木を使用することに変わりありませんし、輸入に頼っている現状、製品を作る上で、欠かせない材料へ厚い保護は供給する責務として常に意識しています。社員にその意識が浸透していることが大切なんじゃないかと。

一般社団法人 N工業会 H様
日本の「包装・荷造機械業界」の発展に貢献しています。通信発行を通じて業界の動向を通知し、学校を運営して専門知識、専任者の育成に力を注いでいます。一言で包装、梱包と言っても、対象を知らずして保証する包装は出来ないのです。幅の広い、奥の深い知識が必要なのですよ。近年のAIを導入に伴う制御知識を加えて、時代の変化に伴った育成、情報発信にて業界の発展を支えることはとても重要な役目と考えています。

S社 S様
産業用コネクタ専門の商社として、世界の技術を発掘して提供しています。「支える」分野は、一つの技術にどれだけ深い知識を持っているかが逆に差別化につながっていると思います。網羅するというより、特価して熟知している。ただ便利ではなく、どう便利で何が得で、経時的な嬉しさは何か。業務の方針とは別に自身の勉強でもあると思っています。

K社 K様
(メンタルヘルスについて)働く者にとって非常に大事な側面と考えますよね。脳の中で『考えている』ことは、自分の可能性につながることもあれば、へこむ要素に目を向けてしまうこともある。有り様は気持ちや考えの中にあって、それは日々意識的に向き合う必要がある。それはどんな仕事であってもそうだと思う。ただ、それを面と向かって話をしたり、こうだと説く場が無かったりするから、皆心の中でわかっていても、自信が伴った行動になりにくい。よね。

N社 S様
同じやるなら、思いきり成果に結び付けたいと思っています。だから今もとても楽しいです。私の仕事のやり方は、何も考えていないように見えるかもしれないけれど、ぽっと思いついたのではなく、考え抜いて工夫して、でも見せ方はさりげなく。思い付きのようでいて熟考しているんです。だからこそ、他で苦労してたりすると勿体ないなと思ったり、一所懸命しているのだろうけど、粗が見えたりするのかも。

S社 S様
「生ごみの処理」は人の消化活動と一緒。消化してくれる「バイオ」にとても思い入れがあります。モノや機械ではない生き物が、力を貸してくれているのです。こちらが無理をさせず手をかけて、大事に育て(接すれば)れば、自然に近い形で返してくれる。「廃棄」を「有機」へと高めてくれていると感じています。だから、紹介していくことにとても意義を感じています。

「包装業界」全く勉強不足の世界でした。他者(他社)から他者(他社)へ全く同じものが届くこと。簡単に書いた「から~へ」の間には、配送・移動・天候などの環境や、時間、関わる人、様々な要因が関わっています。その全てをクリアして保証するまで。大変な仕事、技術だと感じました。しかも、主力以外でコンサルタント・提案という攻めの姿勢で会社をもりあげていく。
専門外の技術を吸収したり、異なる業種と手を結んで次世代への可能性を広げていく流れを 今回も強く感じました。

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