世界のことわざ

ことわざ(諺):古くから言い伝えられてきた、教訓または風刺の意味を含んだ短い言葉。生活体験からきた社会常識を示すものが多い。

藍(あい)より出でて藍より青し
青色の染料は藍からとるが、原料の藍よりもはるかに濃い青色であるの意。弟子が師より優れていることのたとえ。

などは、日本の有名なことわざ(諺)です。世界にも あることわざ を紹介しますね。意味が似ているものがあったりして、面白いです。

『世界のことわざ100』遠越段 著より

機会が人を見捨てるよりも、人が機会を見捨てるほうが多い。 フランスのことわざ
“運”に見放されるのではない。運は自分で引き寄せるのだ。自分の力で、努力で。

禍福は糾(あざな)える縄の如し 東洋のことわざ
災いが福となり、福が災いのもとになるように、世の不幸と幸福は隣合わせになっていて、嘆き悲しむことも、有頂天になることもほどほどにしたほうが良い。
※最近最終回になったアニメでも出てきた言葉ですね。

逃げるのは恥だが役に立つ ハンガリーのことわざ
自分が勝負すべきところをよく考えて、ここではないという時には、一見恥のようだが、大局を考えて、逃げるのが得策である日本のことわざ「逃げるが勝ち」も近い意味。※ヒットしたドラマのタイトルですね。

四本の足を持つ馬でさえつまずく イギリスのことわざ
つまづかない人はいない。大切なのは、そのつまづきをどうとらえるかだ。
発明王エジソンのことば
「私は失敗したことはない。一万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ」
「私は、決して失望などしない。なぜならどんな失敗も新たな一歩となるからだ。」
事実、エジソンは失敗、もめ事、訴訟の人生だった。

真実の矢を射る時は、その先端を蜜に浸せ アラビアのことわざ
相手にも自尊心はある。常に相手のことを考えて、言い方を間違えないようにしたい。

忍耐は運命を左右する。 ラテンのことわざ
運命はある。ただ、運命は忍耐力によって変わることがある。

バッファローに追われて木のてっぺんに登るはめになったら——–景色を楽しみなさい アフリカのことわざ
ピンチを楽しめる度量が欲しい。

決定のときがきたら、準備の時は過ぎ去っている。 アメリカのことわざ
チャンスというものは何とが訪れる。ただ、いつもという訳ではない。だから、準備、努力をする人は、ここがチャンスだと思った時は、自分に言い聞かせて行動に移さなければならない。

ことわざや慣用句など、名言と呼ばれて残っていく言葉にはどこか人間の真理をついているものがあります。年齢や、おかれている状況で刺さる言葉も様々ですが、「刺さる」つまり『心が動く言葉』は、自分のエネルギーや活力になります。あるいは支えになるかもしれない。言葉の力に惹かれるのは、自分を思いやりたい、大切に思っているからこそ。 それは きっと どこの国の人も同じなのですね。

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