健康寿命を延ばす生活習慣 その1
今回は、12/20のコラムに関連し、健康寿命を延ばすための「生活習慣」を取上げます。
特定非営利活動法人日本成人病予防協会. 専務理事 安村 禮子さんの資料 『健康寿命を延ばすには』 [出展:人事院]には、キーワードとして、『テクテク・カミカミ・ニコニコ・ドキドキ』が出てきます。
今回は、『テクテク』を紹介します。
テクテク
『テクテク』とは、ウォーキングのことです。
手軽に継続できる運動として「ウォーキング(10分以上/1キロペース)」を推奨しています。
健康を維持、あるいは向上させるには、やはり体を動かすのが良いようです。といって、高負荷の運動ばかりでは逆効果になりかねません。大人世代の運動は、年齢における身体の状態から、次に記載するように 適した量、質を意識する必要があります。
強 度:人と話し、笑いながらでも できる程度の強さの運動。
時 間:トータルで、20、30分~1時間/1日。
頻 度:3~5日/一週間(2日に1回)
適している運動:ウォーキング、ハイキング、軽いジョギング、サイクリング、水中運動、テニスなど。
避けたほうが良い時間帯:身体に負荷がかかりやすいため。寒い、暑い時間帯や、食事、起床直後。
運動する前:水分補給をする。心臓血管、尿酸値の上昇などのリスクを避けるため。(運動前30分までに250~500ml)
身体を動かす習慣が無かった場合には、最初は軽く、気軽にさらっと取り組めるものが良いですね。
私もスロージョギング(※)を継続しています。きっかけは、運動不足解消でしたが、身体を動かすことで得られる爽快感は、今では欠かせない生活の一部になっています。想像、妄想、アイディア捻出の大事な時間にもなっています。
(※)スロージョギング:歩かずゆっくり走ります。心拍数はあがりますが、決して疲れてはいけない。がコツです。
ウォーキング(テクテク)の効果
肥満の防止・解消は良く聴きますが、大人世代が注意したい項目にも効果があります。
正しいウォーキング
以下のようなフォームに気を付けて、身体に負担の少ないウォーキングを心掛けましょう。
ちょっとブレイク
大型ショッピングセンターのイオンでは、自分の歩行年齢や歩行バランスをチェックできるコーナーを設置している店舗があります。(全県規模)
名称は、『バランスウォーキング』といって、歩行姿勢測定システムを活用した体験型の施設です。
年齢など簡単な情報を入力し、指示に従って歩行レーンを歩くだけです。
歩く姿をカメラが記録し、スピードや、重心位置、左右のバランスなど細かくチェックして判定してくれます。
結果は個別に画面に表記されて 確認することができます。結果項目から、年齢、タイプがわかり、改善箇所も文章で指摘してくれます。気づきや関心を高めることが出来ます。
ワイヤーAIのアバターが、画面の中でひょこひょこ歩く姿や、結果に対し、「え~。うそ~」と突っ込みを入れたくなります。が めちゃめちゃ楽しいです。
これは、文部科学省が、スポーツ庁健康スポーツ課を通じて、企業、自治体に働きかけて広がっている活動のようで、スポーツを身近に活性化させる目的で導入が進められています。
出展
人事院 https://www.jinji.go.jp/
「健康寿命を延ばすには」 https://www.jinji.go.jp/shogai-sekkei/PDF/appendix4.pdf
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