ホームページのこと ~導入編~ に引き続き5回目。最後になります。
今回は、ホームページを作成するにあたっての目的別ポイントについてお伝えしていきます。
尚、本シリーズはタグ「ホームページ」に格納しています。
ホームページ作成に限らず、ネットには多くの情報が溢れています。自分の目的にあった情報を探すためにピントを絞る必要があります。初心者だと、何に絞ったらいいのかさえ分からないときがあります。
今回、目的別に何に注目して検討したら良いのかのヒントを紹介します。
・私の実体験をもとに、なるべくゆっくり丁寧にお伝えしようと思っています。
・スーパー素人目線からスーパー素人の方を対象として書きますのでご了承ください。
・なるべく特定の商品への肩入れをしないように心がけます。
個別で聞きたい場合や要望があれば、個別相談の仕組みを作りたいと考えています。まずは、お問い合わせへ
これまでのおさらい
[1]ホームページ作成の目的
[3]ホームページ作成に必要なものにかかる費用・無料・低予算
目的・運用別ホームページ作成のポイント
・ブログを書きたい。ブログを載せたい。
・広告収入を得たい。
・商品・サービスを販売したい。
・ホームページで決済を完結させたい。
・予約を扱いたい。
ブログを書きたい。ブログを載せたい。
運用例:旅行行程、読書記録、映画紹介、調査・探求、衣・食・住、雑学など
発表する場、役立つ情報の提供など、自身の知識や情報を記事にして公開することです。
最も注意が必要なのが、「著作権」
有益な情報が載っている他のサイトをリンクしたり、イメージに沿った画像を乗せたり。
自分が考えた言葉以外を参照・引用する場合には法律があります。
「著作権」と検索すれば、してはいけないことが確認できます。
調べるまでもなく、個人のホームページや、企業、出版関係は特に厳しく、引用、リンクは、ほぼ無理。
ニュースなど周知を目的とした情報・記事に関しては、条件付きで許可が下ります。
参照しようとするサイトの下方に「このサイトについて」「利用規約」「リンクについて」など言葉は様々ですが、「著作権」に関する記載がありますので必ず確認しましょう。
問い合わせして、許可が下りる場合もあります。
リンクフリーという言葉で許可が必要のないサイト、ページ、記事もあります。
ホームページ自体を「シェア」出来る場合もあります。
良い記事は、積極的に紹介するよう努めてみましょう。
政府関係は、出展表記のルール、添付のルールを順守し、記載した旨を後日連絡すれば、自由に載せることが出来ます。
広告収入を得たい。
運用例:アフェリエイト、ブログと併用
アフェリエイトとは、成功報酬型広告といいます。
ホームページに広告を載せて、閲覧者が広告を見て、商品やサービスを購入することで報酬を得ることが出来ます。
アフェリエイトのみでホームページ運用する方法もありますが、ブログと併用して、広告を表示させるやり方が圧倒的です。
利点は、自分で宣伝や営業をしなくても、収入を得ることが出来ること。
また、自分で選択した広告を載せることができるので、自分のブログのイメージを崩さずに済みます。
導入方法は、ほとんどのホームページ作成ツールに広告を載せる機能が備わっているので、広告を表示させるために別費用がかかるということはありません。
また、広告を選ぶ時も、企業や製品サイトにリンクさせるためのコードや、申請箇所があるので、難しくて根を上げるという作業はありません。
注意が必要なのは、「一定以上の収入を得たら、確定申告をして税金を納めなければなりません。」
「確定申告が必要な場合」と検索して、当てはまるようなら年度末に必要な手続きを行ってください。
良心的に、上手くいく方法を教えてくれる記事もあります。しかし、基本誘惑の多い運営方法です。「簡単に100万円」とか「ブロガーで成功」とか、くすぐる言葉が行き交います。でも冷静に考えて、そんな簡単に稼げるわけがないのです。記事を読ませること事態が狙いだったりするので、むやみにクリックしたり、検討も無しに導入しないようにしましょう。
商品・サービスを販売したい。
運用例:衣・食・住関連の商品を取り扱って販売。委託を受けて代行するサービス。占いや習い事。など、商品や技術を提供して収入を得る。
自分で店舗を持つのとまったく同じです。ホームページは一つでも、個人、グループ、団体、など形態も選択できます。
ホームページを企業サイトのようなデザインにして、商品サービスを魅力的に表示できるようにカスタマイズします。
「ホームページ 飲食店用」とか、「小売業用 ホームページデザイン」などで検索すると、参考になるサイトを見つけることが出来ます。
注意が必要なのは、「一定以上の収入を得たら、確定申告をして税金を納めなければなりません。」
取り扱う商品やサービスによって許可や申請が必要など法律が異なります。
専門知識、資格が必要なサービスもあります。
「開業」をキーワードに必ず確認しましょう。
ホームページで決済を完結させたい。
使用例:事前決済。サービス提供後に決済。
ホームページ作成時に、組み込むシステムがあります。
必要なものにかかる費用・詳細編 ※(5)決済システム:目的5.6.で必要の項目を参照
注意が必要なのは、支払い履歴を確実に取ること。キャンセルが発生した時や、返品、返金、など、スムーズに事が運ばなかった時の対処について、必ず対応策を考えておく必要があります。
管理画面では問題が無くても、必ず別モバイル、別アカウントでテストして、自らが利用者となって確認することが重要です。
予約を扱いたい。
運用例:日時指定のサービス。セミナー、学習塾、カウンセリングなど
ホームページ作成時に、組み込むシステムがあります。
必要なものにかかる費用・詳細編の ※(6)予約システム:目的6.で必要の項目を参照
注意が必要なのは、自動返信機能や、確認のメールが利用者と自身が受け取れるようにして、約束事は確実に実行できるようにします。
また、決済システムを導入した時と同様、キャンセルが発生した時や、急遽変更を依頼されるなど、イレギュラーな事象が発生した時を想定し、スムーズに事が運ばなかった時の対処について必ず対応策を考えておく必要があります。
管理画面では問題が無くても、必ず別モバイル、アカウントでテストして、自らが利用者となって確認することが重要です。
さいごに
ホームページのこと[1]~[5]。で、ホームページを自分で作る過程をお伝えできたかと思います。本シリーズでも何度か触れましたが、個々の製品、サービスについては詳しいサイトはいくらでもありますが、目的に沿って、何に注目する必要があるのか。という切り口のサイトがあると嬉しいと思っていました。その思いを形にしたつもりです。
情報は日々新しく更新されていくので、最新の情報は、検索して確認いただきたいと思いますが、目的を定めて、費用、運用を検討するという道筋は変化はないと思っています。参考になれば幸いです。
さいごの最後ですが、どんな目的でも、運用のホームページでも、必ず『お問い合わせ』、『利用規約』のページが必要になります。閲覧者、利用者、顧客からの質問や確認を受け付ける機能が必要なことと、自身の財産であるホームページを守る必要があります。
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