ホームページのこと[4] ~必要なものにかかる費用・詳細編~

ホームページのこと ~導入編~ に引き続き4回目。
今回はホームページを作成するにあたっての必要なものの費用についてお伝えします。
尚、本シリーズはタグ「ホームページ」に格納しています。

ホームページ作成に限らず、ネットには多くの情報が溢れています。自分の目的にあった情報を探すためにピントを絞る必要があります。初心者だと、何に絞ったらいいのかさえ分からないときがあります。

今回は、かかる費用につい何に注目して選定したら良いのかのヒントを紹介します。

・私の実体験をもとに、なるべくゆっくり丁寧にお伝えしようと思っています。
・スーパー素人目線からスーパー素人の方を対象として書きますのでご了承ください。
・なるべく特定の商品への肩入れをしないように心がけます。

個別で聞きたい場合や要望があれば、個別相談の仕組みを作りたいと考えています。まずは、お問い合わせ

これまでのおさらい

ホームページ作成の目的

ホームページ作成に必要なもの

ホームページ作成に必要なものにかかる費用・無料・低予算

有償で作成していくための④費用(2022年3月23日の記事より)

ホームページを作成する、運営、管理する時に必要な費用には以下6項目があります。

(1)レンタルサーバー料
(2)ドメイン料 
(3)ホームページ作成ツール 
※(4)ホームページデザインソフト
※(5)決済システム:目的5.6.で必要 
※(6)予約システム:目的6.で必要

これらをどのように支払っていくかは、以下2通りあります。

a.定額(年・月の支払いが発生)利用
b.買いきり(購入時一度だけ発生)

本題へ

ホームページ作成に必要なものの④費用

何に注目して選定したいら良いのかのヒントを紹介していきます。

最初に。 本件で紹介する費用の支払いは、オンライン決済が主流になります。
たまに銀行口座振り込み、コンビニで支払い。を選択できる会社もありますが、熟考を重ね目的のサービスを見つけても、最後に支払えない。とならないよう支払い方法は確認するようにしてくださいね。

無料・なるべく少ない金額。は出来ないの?は、ホームページ作成に必要なものにかかる費用・無料・低予算[2022年3月24日]で記事にしています。

(1)レンタルサーバー料
(2)ドメイン料
(3)ホームページ作成ツール
※(4)ホームページデザインソフト:ホームページの見栄えを向上させたい場合に必要
※(5)決済システム:目的5.6.で必要
※(6)予約システム:目的6.で必要

※表示の費目は、個人の目的や、必要に応じて導入が必要です。

(1)レンタルサーバー料

選択する時のポイントは、「導入・運営で費用がどれくらいかかるか」「購入することで、標準装備されているサービスは何か」「検索かけたとき、何社ほど比較すれば良いか。」

導入・運営で費用がどれくらいかかるか
・初期費用を要求されるか。
・個人向けのサービスか、法人向けのサービスか。
・料金設定を確認。
・自分の予算で運営できるか。
・「月払い」か、「年払い」か。
・キャンペーンやイベントで料金が安くなる時があるか。
・他に何に費用がかかるか⇒高機能にするためのバージョンアップ料。個人、個人店舗レベルの場合は殆ど必要はありません。

購入することで、標準装備されているサービスは何か
・独自ドメインが無料で手に入るか。
・ホームページ作成ツールがついているか。
・メール機能がついているか。

検索かけたとき、何社ほど比較すれば良いか。
・「レンタルサーバー」と検索して、トップ5社、常に上位にくる会社なら安心です。
・サーバー速度、データが保存できる量、セキュリティ、バックアップ、サポート、使いやすさ、日本語対応、各種サービスにあまり差はありません。
・容量や、スペックやなど細かな数字に差はあっても個人で運営、個人経営なら悩む差ではありません。
・機能を見比べて理解できるパソコン、ネットの知識が豊富な方なら、トップ5といわず選択肢は広がります。

(2)ドメイン料

ポイントは、「レンタルサーバーに標準装備されていれば実質無料」

標準装備されている場合
・費用は掛かりません。
・レンタルサーバー契約後、個人情報の設定をしている過程で、「ドメイン名は何にしますか」と聞かれるので好きな言葉を入力して終わり。※世の中で既に使用されている言葉は登録できません。
・ドメインはレンタルサーバーで使用できるメールのアドレスに引き継いでくれます。

標準装備されていない場合か、自分で取得したい場合
・自分で費用を払います。
・自分で取得してネット上で使用できるように手続きをします。

【ドメインを取得する手順】
●ドメイン名を決める
●レンタルサーバー会社かドメイン専門会社で取得する
●ネームサーバー申請を行う
●ドメインの更新

(3)ホームページ作成ツール

ポイントは、「レンタルサーバーに標準装備されていれば実質無料」

標準装備されている場合
・費用は掛かりません。
・レンタルサーバー内に格納されているので、契約後自分用にインストールするだけでホームページを作る準備が整います。

標準装備されていない場合
・自分で費用を払います。
ポイントは、「買い切りか」「月額利用か」

・自分で探す必要がある場合、「ホームページ作成ツール」と検索すると、膨大な数がヒットいます。
トップ5や評価の高い上位にくる会社のツールなら自由度の高いデザイン性も高いホームページが造れます。
・「選択して購入後」、「自分のパソコンにダウンロードして」、「インストールしてから」、「契約しているサーバーに認識させます」
・ホームページの作成例があるので、イメージの参考になると思います。

標準装備されていない場合
・専門店などで作成ツールソフトを購入(買い切り)する方法もあります。
・改めて自分で探す必要があります。のくだりは、標準装備されていない場合②と同じです。

masuda

ITに多少の知識のある方は、標準装備にこだわらなくても良いと思います。トップ5に出てくるほどの作成ツールなら、機能的に大差はないと思います。操作性に関してはかなり扱いやすくなってきていると聞きます。機能全てを使いこなしているかはわかりませんが、素人の私でも使えています。

そもそも「ホームページ作成ツール」って何?

インターネットで自分のホームページを作成する時、サーバーを『土地』、ドメインを『住所』、ホームページを『家』と良く表現されます。
ホームページ作成ツールは、『家』を手に入れた状態になります。外壁や、塀、中のレイアウトや見栄え、ブログを書くため、商業用にするためなど自分用にカスタマイズをしていきます。
ただ、レンタルサーバーに標準装備されているツールのデザイン(家)は、骨組みと屋根だけなので、全体の見栄えとしては劣ります。

masuda

標準装備の『家』はデザイン性に乏しかったので、私は、デザインのソフト(「ホームページのテーマ」という言いかたをします。)を別で購入しました。
標準装備の作成ツールも、バージョンアップして洗練されてきています。別で購入する必要もなくなるかもしれません。

※(4)ホームページデザインソフト

レンタルサーバーに標準装備されているホームページ作成ツールのテーマ(ホームページを装飾するデザイン機能)は華やかさに乏しいです。
オーダーメード感。高品質を狙いたい場合は、テーマを別で導入する必要があります。

masuda

レンタルサーバーに標準装備されているホームページ作成ツールの製品名は、WordPress(ワードプレス)といいます。テーマに関してあまり力を入れていないのか、「ワードプレス テーマ」と検索すると、無料、有償のテーマを数多く見つけることが出来ます。

ポイントは、「無料」か「有償」か。「SEO対策」、「操作性」、「機能」がどうなっているか。
SEO対策(Google(Yahoo!)で検索結果が上位に表示できるように対応してくれる機能)

無料
◇値段
・0円
※装飾にこだわらず、店舗として収益を望まないなど、どうしても無料という場合に適しています。
※強制的に意図しない広告が表示される場合が多い。
◇SEO対策
・無料は共通して対策が劣ります。
・知識があれば、自分でカスタマイズも可能。
◇操作性
・デモ画面で、操作イメージを掴む。
◇機能
・シンプル
・プログラムや、コードを入力して自身で大掛かりなカスタマイズが必要。
・ブログ記事だけなら申し分ないが、慣れてくると物足りなさを感じかも。

有償
◇値段
・約1万円~2万円の買い切り。
◇SEO対策
・SEO対策が万全と記載があれば理想的。
◇操作性
・少し融通の利かないパワーポイントという感覚。
・慣れれば問題はない。
・デモ画面や、YouTube画面などで、操作イメージを掴む。
◇機能
・デザインが豊富。
・自由度が高いので、カスタマイズ次第で自作と思えないクオリティを目指せます。

各社の『テーマ』には、それぞれ強みがあります。自分が何を重視するかが選択の要になります。
私は、デザイン性SEO対策で今のテーマを選択しました。

masuda

無料でも、有償でも、人気・評価の高いものは、ネット上に操作、裏技、設定の情報が溢れているので、カスタマイズすることも敷居は高くありません。その点でも助かっています。

『テーマ』は乗り換えることが出来ます。最初使っていて、他に興味があれば、データ移管して他のテーマに変更することは可能です。ただ、有償から無料へはできないと思ったほうが良いです。

※(5)決済システム:目的5.6.で必要

自作ホームページを利用して、オンライン決済をしようとする場合に必要になります。

masuda

「無料」で出来る。と書かれている言葉に注意してください。「初期費用が0円」「管理費が0円」などで、月額〇〇円が隠れています。自分で導入する場合も、日本語対応の無料サービスはないと思ったほうが良いです。

ポイントは、「代行委託する」か「自分で導入する」か。「導入費用」、「決済手数料」、「取扱える決済」、「決済画面」「導入に必要なもの」「操作性」がどうなっているか。

代行委託する
導入費用
・料金設定のランクを確認。
・「月払い」か、「年払い」か。
・月数百円でも設置できますが、強制的に意図しない広告が表示されます。
◇決済委手数料
・1回の取引につき、約3%~7%が手数料として徴収されます。
◇取扱える決済の種類
・クレジットカードの会社、対象となっている電子マネー、銀行振り込み、コンビニ決済。
(・今後はID決済も主流になってくる?Google、Amazon、楽天などアカウントを利用して決済する方法)
◇決済画面
・代行業者のフォーマットがある。
・デモ画面などで、操作イメージを掴む。
◇導入に必要なもの
・銀行口座:事業用の口座があると確定申告などで楽です。
・「特定商取引法に基づく表記」が必要。

自分で導入する
導入費用
・買い切りか
・定額制の場合、ランクがあるか
・定額制の場合、「月払い」か、「年払い」か
・月少額で、導入できますが、強制的に意図しない広告が表示されます。
☆次に記載する予約システムに組み込まれているものもあります。
◇決済委手数料
・1回の取引につき、約3%~7%が手数料として徴収されます。 
◇取扱える決済の種類
・クレジットカードの会社、対象となっている電子マネー、銀行振り込み、コンビニ決済
(・今後はID決済も主流になってくる?Google、Amazon、楽天などアカウントを利用して決済する方法)
◇決済画面
・一つの画面で完了するタイプか、ポップアップ画面に記載するタイプか、別ページに移動するタイプか。
・利用者側からの操作性を考える。
・デモ画面や、YouTube画面などで、操作イメージを掴む。

masuda

『アライエール』の決済画面は一つの画面で完了するタイプです。

◇導入に必要なもの
・銀行口座:事業用の口座があると確定申告などで楽です。
・「特定商取引法に基づく表記」が必要。

masuda

決済を伴う事業は、身元を確認する法律があり、表示する義務が発生します。

◇その他
自分の運用イメージが、組み込めるかも決定ポイントになります。
たとえ、下記が揃っていなくても、導入に支障はありません。
・決済画面に、質問項目や、アンケート欄などが表示できる機能があるか。
・自動返信メールの機能があるか。
・定期利用者を想定した機能が備わっているか。
・予約システムと連携できるか。
・自身のホームページに表示させるだけなので、予約システムと別で導入することはもちろん可能。

masuda

「オンライン決済 導入」と検索すると、情報が確認できます。記載したポイントに注目すれば、自分のイメージに合うものが導入できます。

※(6)予約システム:目的6.で必要

自作ホームページを利用して、予約によるサービスの提供をする場合に必要になります。

ポイントは、「代行委託する」か「自分で導入する」か。「導入費用」、「操作性」がどうなっているか。

代行委託する
導入費用
・料金設定のランクを確認。
・「月払い」か、「年払い」か。
・月数百円でも設置できますが、強制的に意図しない広告が表示されます。
◇操作性
・委託代行会社のデザイン・レイアウトが決まっているので、自身の運用・サービスを入力していく。
・デモ画面などで、操作イメージを掴む。

自分で導入する
導入費用
・買い切りか。
・定額制の場合、ランクがあるか。
・定額制の場合、「月払い」か、「年払い」か。
・月少額で、導入できますが、強制的に意図しない広告が表示されます。
・決済システムに組み込まれているものもあります。
・デモ画面や、YouTube画面などで、操作イメージを掴む。
◇操作性
・カレンダー様式がほとんど。
・デモ画面や、YouTube画面などで、操作イメージを掴む。
◇その他
・自身のホームページに表示させるだけなので、決済システムと別で導入することはもちろん可能。

masuda

「予約システム 導入」と検索すると、情報が確認できます。記載したポイントに注目すれば、自分のイメージに合うものが導入できます。

費目に関しては以上になります。次は、「目的・運用別」のポイントを書いていきます。

自分のしたいことに一直線に検索できる術・理屈を知らずに遠回り、袋小路に何度も入り込みました。検討に疲れて、最終的に人(会社)に依頼しようとさえ考えました。サービスとしては良心的な値段なのでしょうが、自分のしたいことを見積もると、最低でも数十万。しかも、管理がかかって、好きなように更新できない。
あれから半年。ITの世界の半年は極端ですが、もう大昔。情報は常に新しくなります。もっと良いもの。もっと費用が抑えられるものが出てきているかもしれません。が、抑えるポイントは変わりありませんので、是非参考にしてみてください。

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